アドリブの盛り上げ方

アドリブの盛り上げ方、という言い方は
なんだか姑息な感じがするのですが、

アドリブをするときは、
いつもプランを持って演奏しなさい

と今までお世話になった先生方に教わってきました。

プランを持って演奏すると、演奏が淡白になりにくい、ということです。

音大やレッスンで先生方から教わったアドリブプラン

教わったものの中で1番シンプルな方法は、

ゴールでどんなフレーズを使うか、どんな音域を使うか決めておく
ソロの出だしに何を演奏するか決めておく
ピックアップソロ(ソロの前に1〜2小節無伴奏になるところ)で
演奏するフレーズを決めておく

というものでした。

特にビッグバンドのソロの場合、
ソロの出だしのフレーズを決めておいたり、
ある程度使うフレーズを決めておくことは全然悪いことじゃない、
その方がちゃんと実力を出せる、
と、音大に通っているとき、先生から教えていただきました。

今実際に使っている盛り上げ方法

私は「盛り上げよう」として盛り上げるのは苦手なのですが、
先生から、
学生時代にレッスンで教わった方法に乗っ取ってアドリブするようにしています。

それは、

1コーラスごとの「テーマ」のようなものを決めてアドリブする

という方法です。

1コーラスごとのテーマを決める、とは

1コーラスごとのテーマを事前に決めてから、
アドリブに臨むことは非常に大切です。

その方法は以下のような感じです。

例えば3コーラスのソロを演奏するときに、

1コーラス目はツーファイブのフレーズを中心に
2コーラス目はペンタトニックのフレーズを中心にファンキーな感じ
3コーラス目は、16分音符でフレーズを演奏してスピーディに

といったように、フレーズの分野をコーラスごとに少し変えます。
こうするだけで、がらっと雰囲気が変わりますし、
自分で演奏していても迷いがなくなり演奏しやすいです。

☆上のプランはただの1例ですので、お好きな組み合わせで大丈夫です。

☆また、「ツーファイブのフレーズを中心に」というときに
他のフレーズ(ペンタトニックやディミニッシュ、マイナーなど)を使っても
全然OKです。

あくまでも、「それを中心に」という気持ちでアドリブすると、
演奏しやすいです。

淡白になりやすい曲のアドリブの場合

普通の歌モノのスタンダードは、
先ほどご説明したようなプランを立てて演奏することが多いのですが、

例えば

・ブルース
・1発もののソロ(7th1発とかマイナーコード1発とか)
・ファンキー系の曲(Watermelon ManやChickenやCantaloupe)

のような、
普通に演奏していると、本当にずっと同じような雰囲気になりがち、な曲では、

1コーラス目 ペンタトニックのフレーズを中心にファンキーに
2コーラス目 ツーファイブのフレーズを入れて理性的に
3コーラス目 ディミニッシュスケールを入れて少し不協な感じに
4コーラス目 完全4度のパターンを入れて、かなりアウト気味に
       オルタード系(裏コード)のツーファイブも多めに

という風に、後半に行くに従って、ちょっとアウトするような、
少し危なっかしいサウンドをさせるように、
テーマを決めてアドリブしています。

プランを立てて段々アウトさせるとこんな感じ

F Blues (Cool Struttin') – Jazz Flute Improvisation –

このブルースのソロも、長くアドリブをとろうと思っていましたので、
淡白にならないよう、段々アウトさせるようにプランを立ててアドリブしました。

最後の方のコーラスでは、

調性が無いようなフレーズを多く使って、アウト気味に

演奏しています。

1発系のコード進行でツーファイブフレーズを使う方法

7th1発やマイナー1発系のコードに対して、
どうやってツーファイブのフレーズを演奏するの?

と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、
それについて書いた記事を下記にリンクしました。

マイナーセブンス4小節の対処法パート2
マイナーセブンスが4小節続いたときの対処法パート2です。 ...
ブルースのアドリブ方法論1
ブルースは、ワンコーラスがたったの12小節しかありませんが、...

アドリブセミナーでも、このような方法をレクチャーさせていただいていますので、
是非いらしてください♪
ご連絡お待ちしております。

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