ツーファイブのメジャーとマイナーについて

最近ツーファイブに関しての記事が人気記事になっているので、
今日はツーファイブの基礎知識「メジャーとマイナー編」です。

以前の記事

ツーファイブとはなんぞや
Jazzは転調の連続の音楽である、と言われることがあります。...

ツーファイブにはメジャーとマイナーが

ツーファイブには、メジャーとマイナーがあります。

メジャーのkeyのツーファイブが12key、
マイナーのkeyのツーファイブが12key、それぞれ存在します。

メジャーのツーファイブは、

マイナーセブンスコード + セブンスコード (+ メジャーセブンスコード)

という組み合わせです。

major-25

メジャーのツーファイブは「メジャーセブンスコード」に解決します。


マイナーのツーファイブは、

マイナーセブンスフラットファイブコード + セブンスコード(+ マイナーコード)

という組み合わせです。

minor-25

ツーファイブの1小節目
「マイナーセブンスフラットファイブ」=「ハーフディミニッシュ」
equal

というコードであった場合、それはマイナーのツーファイブである証拠です。

マイナーのツーファイブのセブンスには、
b9thのテンションが指示されていることが多いです。
(G7の場合は、Abの音がb9thのテンションです。)

そして、マイナーのツーファイブは「マイナーコード」に解決します。
(この場合はCm)

メジャーらしいツーファイブフレーズとは

一般的に、メジャーのツーファイブのコード進行では、
メジャースケールから作られたフレーズを演奏します。
「Dm7 G7というツーファイブ」は、4度進行して「C△7」に解決するので、
「Cメジャースケール」で作られたフレーズがぴったりなんです。

major-available

Cメジャースケールを、Dm7で使うと「Dドリアンスケール」という名前になり、
Cメジャースケールを、G7で使うと「Gミクソリディアンスケール」という名前になります。
c-major-scale

マイナーらしいツーファイブフレーズとは

一般的に、マイナーのツーファイブのコード進行では、
ハーモニックマイナースケールから作られたフレーズを演奏します。
ツーファイブが解決した先の「マイナーコード」では、
メロディックマイナーから作られたフレーズを演奏します。

minor-available

Cハーモニックマイナーを G7で使うと、
Gハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウというスーパーかっちょええ名前になります。

c-harmonic-minor
c-melodic-minor

マイナーのツーファイブワンは、少し特殊

マイナーのツーファイブワンは、上記のように、

ツーファイブと、トニック(解決した先のコード)で
それぞれ違うスケールが使われるのが一般的

です。

ツーファイブワンフレーズ集などに載っているフレーズは、
大体のフレーズが
「ハーモニックマイナー + メロディックマイナー」
の組み合わせで書かれています。

マイナーのツーファイブワンでは、この組み合わせがしっくりくるんです。

覚えるときは、丸暗記の方が良いのかも

以上のように理論を学ぶと、

「え、じゃあ前半はハーモニックマイナーで作って、
後半はメロディックマイナーでフレーズを作るんですよね・・難しすぎません?」

と考えられる方も多いのですが、

自分でフレーズを作ってはいけません。

まずは、ジャズの単語を学ばなければ正解が分からないので、
出来上がっているものを、耳コピーしたりフレーズ集から拝借したりして、
使うことをオススメします。

そして、最初は、スケールのことなどは考えすぎない方が良いです。
これが正解です、というものを英単語のように丸暗記します。

知識的にスケールのことをちょっと知っておいても良いのですが、
そこまで考えすぎず、

「ああ、たしかにハーモニックマイナースケールで出来てるなぁ。
そう思うとちょっと覚えやすいかも。」

くらいにしておくと、ちょうど良いです。

☆大切なのは、コードを見たら条件反射でフレーズが出てくるくらい、
コードとフレーズを結びつけることです。

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