今回は曲のエンディングの方法についてです。
スタンダードのエンディングで多い、
「逆循環(ギャクジュン)進行」をどのように演奏し、
どうやってトニックに落ち着き、
それをどうバンドに合図し、無事に終わるのか
「逆循環(ギャクジュン)進行」をどのように演奏し、
どうやってトニックに落ち着き、
それをどうバンドに合図し、無事に終わるのか
その方法とフレージングについて書いていきます。
しっかりおさえておけば、セッションが怖くなくなります。
曲のラスト4小節がポイント
一般的に、ギャクジュンのエンディングを使用する曲の最後の4小節は、
このようになっていることが多いです。
例:Cメジャーのkeyの曲のラスト4小節
曲のkeyであるCメジャーに向かって「ツーファイブワン」の進行になっています。
逆に言うと、上記のように、
最後の4小節がツーファイブワンの進行になっている曲は、
セッションなどでは逆循エンディングで終わらせることが多いです。
最後の4小節がツーファイブワンの進行になっている曲は、
セッションなどでは逆循エンディングで終わらせることが多いです。
ギャクジュンの形は?
では、先ほどのラスト4小節を、ギャクジュンの形に変更させてみましょう。
変更前
上記↑の進行から、下記↓の進行へ
変更後(逆循進行)
Dm7 G7のツーファイブから、ワン=C△7には進行せず、
代わりに、
「3度マイナーセブンフラットファイブ と 6度セブンス(この場合はEm7b5 A7)」
のマイナーツーファイブに進行しています。
3〜6小節目の
「Em7b5 | A7 | Dm7 | G7 (3-6-2-5と呼びます)」を好きなだけ繰り返し、
自分の好きなタイミングで「C△7」に戻ってきて、終了。
「Em7b5 | A7 | Dm7 | G7 (3-6-2-5と呼びます)」を好きなだけ繰り返し、
自分の好きなタイミングで「C△7」に戻ってきて、終了。
というのが基本的なギャクジュンの進行になります。
逆循についてのよくある疑問
基本的な進行は知っていても、ここで疑問が・・・
・どうやったら周りの人にC△7に戻りたい、と分かってもらえる?
(3-6-2-5からの抜け方)
・終わるときのフレーズって決まってるの?
・その進行で演奏しているつもりだけど、なんか終わりがグダグダになるのはなぜ?
・3-6-2-5のギャクジュンの間は何を演奏すれば良いの?
(3-6-2-5からの抜け方)
・終わるときのフレーズって決まってるの?
・その進行で演奏しているつもりだけど、なんか終わりがグダグダになるのはなぜ?
・3-6-2-5のギャクジュンの間は何を演奏すれば良いの?
次回は、この疑問を解消していく「エンディングその2(逆循)」です。
ちょこっとだけ次回に使用する画像を載せます。
逆循進行で使える「3-6-2-5-1進行フレーズ」たっぷり掲載のフレーズ集
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