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ツーファイブではないコード進行、どうする?

この記事は約4分で読めます。

ツーファイブのフレーズを覚えている方にとって、
ツーファイブではないコード進行をどのようにアドリブするか、
難しく感じると思います。

今回はその対処法です。
前に、All of meを題材に1度書いているのですが、
どんな曲でも応用できるよう、注意点なども一緒に紹介させていただきたいと思います。

All of me 題材の記事はこちら

ツーファイブではないところ:マイナーコード編

例えばマイナーコードが単体で登場する、以下のような進行があったときに・・
20200111-blog-13
元の赤いマイナーコード(Em7)に対して、
完全4度上のセブンスコードを付け足すと、ツーファイブのコード進行になります。

このようになります↓
20200111-blog-14

元々のマイナーコードをツーファイブに分解する

というようなイメージです。

ツーファイブ進行というのは完全4度離れているルートの組み合わせになるので、
パッとそのアルファベットの組み合わせが出てくるか、が鍵となります。


上記のコード進行の場合、
A7が4度進行してDm7へ解決しているため、
元々の「Em7」を「Em7b5」に変更し、マイナーツーファイブとして分解しても
フレーズによっては、ばっちりサウンドします。

このようにEm7を「Em7b5」とし、マイナーツーファイブにもできる↓
(Dm7へ解決している場合のみ)
20200111-blog-15

ただし、元のコード自体を別のコードに変更する場合、
サウンドするかどうかはテンポやその曲のコード進行にもよります。耳と相談です!

ツーファイブではないところ:7thコード編

先ほどの反対で、今度は7thコードが単体で登場したときです。
twofive-分解-15
元の赤い7thコード(A7)に対して、
完全4度下のマイナーコードを前半に付け足すと、ツーファイブのコード進行になります。
twofive-分解-16

ツーファイブに分解するときは、
○m7 ○7という順でコードを組み合わせること

元のコードが7thコードのときは特に注意。
「A7 Em7」という順番に分解したり、「A7 Dm7」という風に間違えたりしないこと。
元のコードがA7ならば、Em7 A7というように分解する。

ツーファイブに分解するときは、次のコードに注意

ツーファイブに分解するとき、
対象となるコードの「次の小節のコード」に気をつける必要があります。

例えば以下の進行をご覧ください。
20200111-blog-5
B7が次の小節に4度進行して解決しています。

解決先が「Em7」というマイナーコードですので、
ツーファイブに分解するときは、
メジャーツーファイブではなく、マイナーツーファイブにする必要があります。

このように↓
20200111-blog-6


逆に解決先がメジャーセブンスコードであったときは、
メジャーツーファイブに分解して演奏するのが妥当です。

このようにC7が4度進行して「メジャーセブンスコード」に解決しているときは↓
20200111-blog-7
メジャーのツーファイブに分解するのが妥当↓
20200111-blog-8

しかし、アドリブはあくまで自由です。
上記の話は、「必ず守らなくてはいけない」というわけではなく、
サウンドしやすい・理論的に沿っている演奏法、という意味です。
ただし、上記のルールから外れる場合は、
そこに確固たる意志がなければ、「ん?間違えた?音外した?」と
思われてしまう可能性も高いです。

必ず解決(=4度進行して着地)していないといけない?

次の小節がどんなコードでも(=4度進行していなくても)
ツーファイブに分解してOKです。

ただその場合は、メジャーツーファイブに分解するのが妥当です。

例えば以下のようなコード進行を
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このように分解します。
20200111-blog-10

 


7thコードの場合も同様に
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このように分解できます。
20200111-blog-12

コードと違うことを演奏して大丈夫なの?

コードと違うことを演奏して大丈夫なのでしょうか?
という質問をいただくこともあるのですが、
単体のコードをツーファイブに分解して演奏する、というのは

ツーファイブフレーズで使われているスケールや経過するテンションなどからして、
むしろ元のコードに非常に沿っている

ことになるので、大丈夫です。

ただし、次の小節のコードが何か?ということだけは気をつけて演奏しないと、
全く見当はずれの音を演奏してしまうことになりかねないので、
注意が必要です。

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