Desafinado コード進行アナライズ+フレーズ内訳

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Desafinado のコード進行アナライズと、各コードでサウンドしやすいフレーズをご紹介します。
移調楽器用の譜面( inB♭, inE♭ )もあります。

ビバップスケール・コンディミスケール・オルタード・ドミナント7thフレーズ・メロディックマイナー・ラインクリシェ・ペンタトニックなど、1コーラスに様々なモチーフを取り入れました。

Desafinado を演奏しました

デュオで Desafinado を演奏しました。
アドリブを丸々1コーラス演奏しています。

こちらをクリックすると、演奏動画が新規タブで開きます。

gluten music

Desafinado コード進行アナライズ+フレーズ内訳

Desafinadoのコード進行アナライズに加え、
上記の動画で演奏しているアドリブのフレーズ内訳を記載しました。

①②と表記したところは、1カッコと2カッコのアドリブ内容という意味です。

inC楽器

desafinado-アナライズ-c

Aセクション3小節目:
Ⅱ7や、♯11thのテンションが指定されているセブンスコードでは、全音上のトライアドがシンプルで格好良くサウンドします。
→テンションの数え方と使い道
Aセクション3小節目:
Ⅱ7且つ ♯11thでは、リディアン♭7thスケールからできたフレーズもおすすめです。
F7♯11thに対して、Fリディアン♭7thスケール=Cメロディックマイナースケールからできたフレーズを演奏しています。
→リディアンフラットセブンススケールについて
Aセクション5〜8小節目:
ツーファイブ進行が続き、一息いれたいときに「ドミナント7thフレーズ」がおすすめです。
→ドミナント7thフレーズのフレーズ集
Aセクション16小節目(1カッコ):
キーの半音上のメジャーセブンスコードは、サブドミナントマイナーコードのような捉え方で、Ⅳm7のドリアンフレーズを演奏すると、ばっちりサウンドします。
→押さえておきたいサブドミナントマイナーコード
Aセクション2カッコ・Bセクション・Cセクションに出てくるディミニッシュコード:
こちらの記事をご参照ください。
Bセクション8小節目・Cセクション3〜4小節目:
16分音符で演奏したいときに、ビバップスケールは重宝します。
→ビバップスケールをアドリブに組み込む練習法
ドリアンについて:
ドリアンフレーズと表記しているところは「ツーファイブフレーズの1小節目の部分を演奏しているイメージ」です。例)A♭m7 に対して、A♭ドリアンフレーズ → A♭m7 D♭7 のツーファイブフレーズの1小節目
例)F7に対して、Cドリアンフレーズ → Cm7 F7 のツーファイブフレーズの1小節目
→ドリアン・ミクソリディアンの知識の使い道

inE♭楽器

desafinado-Eb desafinado-Eb

Aセクション3小節目:
Ⅱ7や、♯11thのテンションが指定されているセブンスコードでは、全音上のトライアドがシンプルで格好良くサウンドします。
→テンションの数え方と使い道
Aセクション3小節目:
Ⅱ7且つ ♯11thでは、リディアン♭7thスケールからできたフレーズもおすすめです。
D7♯11thに対して、Dリディアン♭7thスケール=Aメロディックマイナースケールからできたフレーズを演奏しています。
→リディアンフラットセブンススケールについて
Aセクション5〜8小節目:
ツーファイブ進行が続き、一息いれたいときに「ドミナント7thフレーズ」がおすすめです。
→ドミナント7thフレーズのフレーズ集
Aセクション16小節目(1カッコ):
キーの半音上のメジャーセブンスコードは、サブドミナントマイナーコードのような捉え方で、Ⅳm7のドリアンフレーズを演奏すると、ばっちりサウンドします。
→押さえておきたいサブドミナントマイナーコード
Aセクション2カッコ・Bセクション・Cセクションに出てくるディミニッシュコード:
こちらの記事をご参照ください。
Bセクション8小節目・Cセクション3〜4小節目:
16分音符で演奏したいときに、ビバップスケールは重宝します。
→ビバップスケールをアドリブに組み込む練習法
ドリアンについて:
ドリアンフレーズと表記しているところは「ツーファイブフレーズの1小節目の部分を演奏しているイメージ」です。例)Fm7 に対して、Fドリアンフレーズ → Fm7 B♭7 のツーファイブフレーズの1小節目
例)D7に対して、Aドリアンフレーズ → Am7 D7 のツーファイブフレーズの1小節目
→ドリアン・ミクソリディアンの知識の使い道

inB♭楽器

desafinado-Bb desafinado-Bb

Aセクション3小節目:
Ⅱ7や、♯11thのテンションが指定されているセブンスコードでは、全音上のトライアドがシンプルで格好良くサウンドします。
→テンションの数え方と使い道
Aセクション3小節目:
Ⅱ7且つ ♯11thでは、リディアン♭7thスケールからできたフレーズもおすすめです。
G7♯11thに対して、Gリディアン♭7thスケール=Dメロディックマイナースケールからできたフレーズを演奏しています。
→リディアンフラットセブンススケールについて
Aセクション5〜8小節目:
ツーファイブ進行が続き、一息いれたいときに「ドミナント7thフレーズ」がおすすめです。
→ドミナント7thフレーズのフレーズ集
Aセクション16小節目(1カッコ):
キーの半音上のメジャーセブンスコードは、サブドミナントマイナーコードのような捉え方で、Ⅳm7のドリアンフレーズを演奏すると、ばっちりサウンドします。
→押さえておきたいサブドミナントマイナーコード
Aセクション2カッコ・Bセクション・Cセクションに出てくるディミニッシュコード:
こちらの記事をご参照ください。
Bセクション8小節目・Cセクション3〜4小節目:
16分音符で演奏したいときに、ビバップスケールは重宝します。
→ビバップスケールをアドリブに組み込む練習法
ドリアンについて:
ドリアンフレーズと表記しているところは「ツーファイブフレーズの1小節目の部分を演奏しているイメージ」です。例)B♭m7 に対して、B♭ドリアンフレーズ → B♭m7 E♭7 のツーファイブフレーズの1小節目
例)G7に対して、Dドリアンフレーズ → Dm7 G7 のツーファイブフレーズの1小節目
→ドリアン・ミクソリディアンの知識の使い道

サウダージを感じられるキー選び

Desafinado は、黒本では Fメジャー・キー(inCの場合)で記載されています。

今回の演奏は

■歌では男性・女性ともに E♭メジャー・キーで歌われていることが多い
■ Fメジャー・キーだと明るすぎる気がする
■ E♭メジャー・キーだと、よりサウダージな雰囲気になる

と感じたので、E♭メジャー・キーで演奏しました。

キーは違いますが・・

アドリブコピー譜付き動画もございます。
この動画のキーはコンサート・キーで Fメジャーです。

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