フレーズを覚えて、バッキングに合わせてアドリブの練習をしていると、
同じところで、何度も同じフレーズを使ってしまう・・ということはよくありますよね。
実はこれ、そんなに「悪いこと」というわけではないんです。
同じフレーズが出てくることは素晴らしいこと
コード進行を見たときに、
条件反射でパッと出てくる/出てきてしまうフレーズがある
というのは素晴らしいことだと思います。
それだけフレーズが身についているという証拠です。
指癖にしてしまって、自動演奏できるようにしておくと、
アドリブ中に他のことも色々考えられるようになるからです。
1人で楽器を練習していると、
つい自分に厳しくなりがちですが、
練習はストイックに、でも練習結果に対して自分を責めすぎない、
ということも大事です。
つい自分に厳しくなりがちですが、
練習はストイックに、でも練習結果に対して自分を責めすぎない、
ということも大事です。
同じフレーズは避けたい!というときの対処法
だからといって、1つのソロの中で3〜4回同じフレーズを使っていると、
自分でもどうしても気になってしまいますよね。
その場合は、
同じフレーズを使ってしまう、というコード進行に対して、
もう1つか2つフレーズを覚えて、
これからの練習では一切、今まで使っていたフレーズを使わない、
新しいフレーズを必ず使う
もう1つか2つフレーズを覚えて、
これからの練習では一切、今まで使っていたフレーズを使わない、
新しいフレーズを必ず使う
と心に誓って、またソロを演奏してみてください。
今まで何度も使ってしまっていた、自分の常套フレーズは、
しばらく演奏していなくても、意外と覚えていられるものなので、
勇気を出して、いったん演奏するのをやめてみましょう。
そうすると、ソロを吹いているときに、
新しいフレーズも、前によく使っていたフレーズも、
そのときの気分で、どちらも使えるようになります。
対処法という割には、当たり前の方法じゃないか、と思うかもしれませんが、
受験勉強のように、「苦手な箇所から1つずつつぶしていく」ような気持ちで取り組むと、
効率的に上達することができます。
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