ビッグバンドのソロの心得

社会人でアドリブを勉強している方のなかには、
ビッグバンドでソロを演奏する機会がある、という方も多くいらっしゃると思います。

ビッグバンドのソロって、1コーラスあるかないか、短めなことが多いですよね。

短いソロだからこそカッコよくキメたい、
だけどライブ本番のテンポが思っていたより早くて指が追いつかなかった、
あらかじめ決めておいたソロが、本番で真っ白にとんで、なにも吹けなかった

・・・なんてこと、よくありますよね。

こう考えると、コンボよりよっぽどビッグバンドソロは対策が必要そうです。

ビッグバンドソロを確実に成功させるコツ

みなさんは本番のソロ中は、書き譜、あるいはコード譜を見て演奏していらっしゃいますか?

書き譜

あらかじめ書き譜をしておいて、
本番でもその譜面を見ながらソロをとるのは、安心感はあると思います。

しかし、もしテンポが想像以上に早くて間に合わなかったら、
マイクの調整がうまくいかなくて、途中からソロを吹き始めなければいけないのに、
書き譜のどこから吹き始めてよいか分からなくなったりしたら、悲惨です。

書き譜をせずにアドリブで臨むか、書き譜をしたとしても、暗譜することをオススメします。

コード譜

コード譜は、ソロが長いようであれば見ても良いかもしれませんが、
なるべく見ない方が、緊張せずに吹けると思います。

「譜面を見て=下を見て」演奏するということは、
タイムも悪くなりやすく、走る原因にもなり、
一点だけに集中しているため、どこかで失敗したときに、巻き返すのも難しくなります。

また、信じられないかもしれませんが、
実はお客さんの顔を見ながら演奏した方が緊張しません。

ソロの内容は、何通りか決めておく

譜面を見ない場合、真っ白にとんでしまう可能性が十分あり得ますので、
最初から最後まで、フレーズの順番を決め切ってしまうのはよくないと思います。

ソロの内容を全て決め切ってしまうと、
一字一句間違えられない
もし間違えたら戻れない
などのプレッシャーから、ど緊張してしまい、ソロが大失敗しやすくなると思います。

これはアガリ症の方へのスピーチでも同じことが言えるそうです。
ある程度本当にその場の流れでやれば、
空気を読める
そのときの自分(緊張状態の自分)にできることを、しっかり出せる
というメリットがあるようです。

でもあらかじめ決めておかないと演奏できない・・

ソロの内容を決めない、とは言っても、完全にその場の雰囲気で演奏するのは絶対NGです。

例えば
最初の出だしのフレーズはあらかじめ決めておく(簡単なフレーズにするのがコツ)
次の4小節は、3通りくらいソロを考えておく
またその次の4小節も、何通りかソロを考えておく・・・・

このようにすると、途中で間違えたりしても、
すぐに別ルートへ進むことができます。

コツとしては、
最初の1小節目に失敗する可能性の高いフレーズは持ってこないようにすると、
真っ白になったり、指がつかえて、
その後のソロ全てに失敗が影響してしまうのを避けられます。

ですがアドリブで安全パイばかりを使うのも面白くありませんから、
最初からギラギラした勝負フレーズをいれて、
モチベーションを上げてソロをとるのが本当は一番良いですよね♪

失敗しても誰も死なないのが音楽の良いところ、と私の先生が仰っていました。

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