ハリウッドスターから学んだ気持ちのコツ

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昨日の追記です。

人と演奏するときの気持ちのコツ
人と演奏するときって、 どうしても邪念が出たり、真っ白になってしまったり、 焦ってオーバーブロウになってしまったり、指が回らなかったり、 悔しい思いをすることがあると思います。 そんなときの、私なりの気持ちのコツを、今日は書きたいと思います...

最近色々思うところがあって、「ああ、そういうことか!」と発見して、
幸せな気持ちになることがあったので、今日はそれを書いてみたいと思います。

みんな共通してお話されていたこと

スターウォーズ最新作でのレイ役
デイジー・リドリーさんのインタビューをYoutubeで拝見したのですが、

リドリーさんは

「最初の試写会に参加したとき、劇中の自分の演技が最悪だ、って思ったの。
クランクインするときも、まだ私は全く準備できてない、って思っていたし。

監督は、私をレイに選んだことを後悔してるに違いない、って思ったわ。

すごく凹んでいたんだけど、後日もう1度作品を観たら、
全体で観たらすごく良い、って思ったのよ。

自分がどうなのか、はどうでもよくて、
作品として観たときに本当に素晴らしかった。

私は自分のことしか考えていなかったのね。
全体で観たら、悪くないって思えたわ。」

とお話されていました。

それから何ヶ月後かに、映画「インターン」の企画で
ロバートデニーロさんアンハサウェイさんの対談を、
Youtubeで拝見しました。

アンハサウェイさんがそのとき、

「自分がどうかは関係ないの。
全員で作り上げたものがどうか、であって、
私1人が上手くできたか、はどうでもいいのよ。」

とおっしゃっていて、あれ、リドリーさんと同じことをお話しているなぁ、と
すごく印象に残りました。

そのことを色々考えていたら、

数年前、キャンディダルファーさんのインタビューを読んだときに、

「自分のアドリブが失敗して悲しい・・なんて、
そんなのエゴよね。人に見てもらっているんだから。」

とおっしゃっていたのを思い出しました。

「成功したか」より「人を想えたか」

世界レベルで一流のこの方たちと私とはステージが違う、とは思いますが、

どんなレベルであれ、
人前で何かをする、とか、人と何かを作る、のであれば、

・自分がうまくできるか、ではなく、全体として観たときどうなのか
・全体の中で必要な自分の役割をこなせたか
・人としてどんな態度で臨めたか
・どれだけみんなと一緒にいることを楽しめたか

が一番大切で、

自分のことを証明しなきゃ、自分自分、となっていても、
周りが見えなくて、テンションだけ上がって興奮してしまって、
空回りしてしまうのかな、と最近学びました。

「周りの人のことを想って、人のことを好きになっていくこと」
「音楽をすること」であったり「作品を作ること」なのかもなぁ、
とか。
ポエマーみたいなことを考えました(笑)

それにフォーカスしていれば、ソロが成功した/失敗した、
とかそんなことはどうでもよくて、

「あぁ今日も素敵な人と一緒にいられて、良い1日だった」
と思えるなぁ、とか音楽仲間のことを見つめながら考えたのでした。

birdland-gig

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