レジェンドごとのアドリブコピーメリット(主観)

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私は誰かをコピーするときに、その人の演奏を聴きながら、

どんな曲・どんなコード進行に活かせそうなアドリブか

考えながら聴くことが多いです。

今回は、最近私がよくアドリブコピーするアーティストと、
そのコピーをどのようにアドリブに活かしているか、の1部をご紹介したいと思います。
(完全に私の主観です)

最近コピーしているジャズの偉人たち

Scott Hamilton(T.Sax)
■ツーファイブ進行やトニックコードでの、あるべきサウンド・フレージングを学べる

Eddie Higgins (Piano)
■ツーファイブのフレーズがコピーしやすく、コード進行に完全に沿ったラインがとても綺麗
■スタンダード曲を多く演奏しているので、参考にしやすい

Hank Jones ( Piano )
■弾いている時の笑顔を見ると「こんな楽しい音楽を練習しているんだった、頑張ろう」とモチベーションが上がる
■フレーズとラインの美しさ

Art Farmer (Trumpet)
■録音のクオリティが高くて、音源がとてもクリア
→テーマの吹き方の美しさを真似したくなる
■バラードでのビバップフレーズの繋げ方が、とても参考になる

James Moody ( Flute/ Sax )
■スタンダードのコード進行上で、どのようにペンタトニックフレーズを活かせば良いのかがよく分かる

Bill Mcbirnie ( Flute )
■ペンタトニックフレーズの宝庫
■フレーズに対してのタンギングの素晴らしさ

Oscar Peterson (Piano)
■コード進行の解釈がひとつのソロの中に何通りも入っている、そしてそれが聴き取りやすい
■自分が練習している曲のコード進行の解釈が難しいときに聴いてみると、
「このスケールもいけるんだ」など色々分かる

Benny Golson ( Tenor Sax)
■ビバップのフレーズが、典型的なものでなく、特徴的なので、雰囲気を変えたいときに

Hubert Laws ( Flute )
■ハーモニックマイナーのスケールや、ペンタトニックをどのようにファンキーに使うか、ニュアンスもとても凝っている
■いわゆるツーファイブフレーズ、というアプローチではないところも多く、アドリブをするうえでの新しいサウンドの開拓に最適

Freddie Hubberd ( Trumpet )
■ツーファイブやトニックのフレーズどこを取っても美味しい
■聴くとなぜかとてもやる気が出る/テンションが上がる

Sonny Stitt(Sax)
■7thコードでのフレーズの多様性
■ディミニッシュスケールでのフレージングの多様さ
■コード進行を美しく正しくサウンドさせたいときのフレーズの参考に

Phil Woods ( Sax )
■アーティキュレーションの絶対的美しさ
■マイナーキーのツーファイブワンのフレーズの多様性


あくまで主観です。

 

コピーするとき&参考にするときには、心から「これはたまらん」と思う人を参考にするのが一番だと思います。

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