ロストしてしまう方への解決策

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ロストしてしまうのをなんとかしたい方への記事です。

前回はこちらです。

ロストしてしまうのをなんとかしたい
生徒さん方のなかで一番多いお悩みが、 「ロストしてしまうのをなんとかしたい」 というもの。 やはりこのお悩みが一番多いです。

ロストしなくなる!コード進行のイメージ方法

ロストしないためには、あらゆるポイントをおさえてコード進行をイメージすることが重要です。

▼こちらの解説動画で詳しくお話ししています。

フレーズも同時に思い浮かべるなんてどうやっているの?という疑問にもお答えしています。

アドリブ中の頭の中は、こんな感じです

今回のお話は、
「どうやってコード進行とフレーズが同時に頭に浮かぶの?」という
ご質問への回答にもなるのですが・・・

例えば皆さんが「You’d Be So Nice To Come Home To」を練習するとします。

最初の8小節はこのようなコード進行ですよね。youdbe-chords

この8小節のコード進行を、そのまま丸暗記して、
フレーズも繰り出していく、、というのは相当難しいことだと思います。

「ジーマイナーセブン、エーマイナーセブンフラットファイブ、次はデーセブン、
えーっと次は・・・」

と思い出しているうちに、どんどん置いていかれて、
フレーズどころではなくなってしまいますよね。

コード進行をなんとなくとらえる

そこで、コード進行をなんとなーくとらえる、というのをオススメします。

例えば「You’d be so nice to come home to」の最初の8小節のコード進行を
なんとなくとらえるとしたら、私の場合は、

前半はGマイナーのキー(Gmに向かうツーファイブの繰り返し、のため)
後半はEbメジャーのキー(Eb△7へ向かうツーファイブワン、のため)
という風にとらえます。
youdbe-easy
先ほどは
「ジーマイナーセブン、エーマイナーセブンフラットファイブ、次はデーセブン、
えーっと次は・・・」
だったのに対して、今回は

「Gマイナーーーーーーーーーーーー、
Ebメジャーーーーーーーーーーー」

と思っておくだけなので、本当に楽です。

こんな風にコード進行を捉えられるようになると、
次がどんなコードだったかを細かく思い出す必要がなくなるので、
ロストしにくくなります。
余裕ができた場合のみ、細かくGマイナーに向かうツーファイブのコード進行を思い出してみたりすることもできます。

4小節間の感覚がなくて、ロストしてしまう

「Gマイナー4小節、という風にコード進行を簡単にしてしまうと、
今度は逆に、何小節まで曲が進んでいるのか分からなくなってしまう」

というお悩みもよく聞きます。

これは、

「適当にピロピロ演奏しない」
「ちゃんとストックしたフレーズを使う」
「使うフレーズの長さ・拍数を把握しておく」

ということをすると、解消されていきます。

2小節のフレーズをストックしよう

フレーズは2小節単位でストックすることをお勧めします。

そうすることで、

2小節のフレーズ2つで1段が埋まる

という感覚を養うことができ、ロストしにくくなります。

2bars-phrase

1小節や4小節のフレーズよりも、
2小節のフレーズをストックすることをお勧めします。

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