さて本日は「マイナーフレーズの攻略法パート2」です。
前回同様スタンダード曲「枯葉 Autumn Leaves」を使ってすすめていきたいと思います。
パート1はこちらです。
というのが前回の内容でした。
ペンタ一発でソロって・・ダサくなるに決まってるじゃないですか?!?!
そうは言っても、ペンタトニック一発でソロをとるのって、
今までの自分のやり方と同じじゃないか、
適当にソロをとっていたときみたいな日本人乗りなサウンドにならないかな・・・
と、心配される方もいらっしゃると思います。
そうです、ペンタトニック+ブルーノートの音から自分でフレーズを作ったり、
もしくはフレーズを作ることさえせずに適当に音を並べれば、
よほどブルースのセンスがある人でもない限りは、
盆踊りのようなパッとしないソロになってしまうと思います。
実はペンタトニック+ブルーノートのフレーズにも、
Bebopのツーファイブワンフレーズのように、
いわゆる常套句フレーズが存在します。
数ある常套句フレーズの中から今回はこんなフレーズを選んでみました。
(全て覚える必要はもちろん全くありません。好きになれたフレーズのみ覚えましょう。)
マイナーペンタトニックフレーズが掲載されているフレーズ集
たかがペンタトニック、であっても、準備は万全に
ペンタトニック=音が5個だけ=適当にやっていい
というのは間違いです。
5つしか音を使わないので、うまく使うためには常套句フレーズを覚え、
正しいサウンドの仕方を覚えることが大切です。
何度もくどいようですが、
フレーズは作るのではなく、集めてストックし、使えるようにしましょう。
自分でペンタトニック系のフレーズを集めたいときにオススメのアーティストは
ジェームズムーディ
ヒューバートローズ
です。
彼らはペンタトニックのフレーズを多用してファンキーなソロを吹いており、
かつ、ビバップの美味しいツーファイブフレーズも沢山吹いていて、
それはもうグッときます。
次回、実際に常套句フレーズを使って、枯葉のソロを吹いてみましょう♪
コメント
アルトサックス(Eb)でアドリブの練習をしております。貴サイトの記事をを読ませていただいているのですが、コンサートキーで説明されているようです。Eb用に変換して理解しなければなりませんので時々混乱してしまいます。
ブログをお読みいただき、ありがとうございます。とても嬉しいです。
ご意見をいただきましたように、多くの記事がコンサートキーで書かれているため、特定の曲の説明をするときは混乱されると思います。
inEb・inBbの譜面を追記するように、記事を徐々に書き直していきたいと思っております。
今後とも読んでいただけましたら励みになります。