ジャズを初めて最初の頃は
ということが全く分からなかったので、フレーズ集を結構活用していました。
今回は「自力でフレーズを集める方法」について、お話ししてゆきます。
こういうものが、ツーファイブフレーズと呼ばれるものなんだ
フレーズ集は、
■どういうものがツーファイブ・フレーズなのか、知るため
■各々のコード進行での、安全な音づかい・正解の音づかいを学ぶため
に活用していました。
正解を知らなければ、それに出会ったときにそれと気づくことができないからです。
まずは「こういうものが、ツーファイブ・フレーズと呼ばれるものなんだ」というのを知って、実際にそのフレーズを曲中で使い、ツーファイブ・フレーズの音づかいを体感する、ということを最初のうちはやっていました。
(ツーファイブ・フレーズというのは一例で、他の種類も同様の考え方です。)
「自分の感性を活かした演奏」をするためにも
フレーズ集で正解を知る作業と同時に、耳コピも行いました。
自分が心から好きだと思えるフレーズでアドリブすることが「自分の個性の確立」に繋がるので、最終的には自力でフレーズを集められるようにならなければなりません。
「自分の好き」が「完全に人とかぶる」ということは絶対にあり得ません。ということは、好きを追求することが個性に繋がります。
「自分の感性を活かした演奏」をするためにも
をしてゆくことが大切だと考えます。
自力でフレーズを集める方法
好きな音源を耳コピし、そこからフレーズを取り出す作業
といっても、難しく考えすぎることはありません。
=メジャーのツーファイブ・フレーズ
=マイナーのツーファイブ・フレーズ
始めはそのように、単純直結に、フレーズを取り出すと良いと思います。
と分析に時間がかかって、志半ばで終わってしまうのはもったいないです。
耳コピした後、
というように、単純にフレーズを分類して、ストックするようにしてみてください。
そして、必ず実際のアドリブでガンガン使ってゆく。これが大切です。
演奏だけでもなく、机上の勉強だけでもなく、両方から攻める
沢山好きなフレーズを集めて、曲中で実際に演奏してゆくうちに
など気付く日がやってきます。
実践と同時にジャズ理論を勉強していると、分かってくるんです。
演奏だけでもなく、机上の勉強だけでもなく、両方から攻めていると、中間地点で必ず落ち合える日がきます。
でも、分からないうちは、とりあえず「こういうもの!」と思って始めることが大切です。
とくに
という考え方は、大体間違いないです。
もしそのフレーズが、ペンタトニック・フレーズやコンディミ・スケール・パターンだったとしても、「結果的に演奏できる場所はあまり変わらない」というオチなので、そこまで間違った使い方にはならないと思います。
実践と理論、両方から攻めてゆきましょう!!(特に実践は大切!)
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