今回はフレーズのストック方法について、ご紹介します。
とても気に入っていて、アドリブしやすくなる方法なので、オススメです。
トニック・フレーズと呼んでいるけど・・?
私は、メジャーセブンスで演奏できる「メジャーセブンス・フレーズ」のことを「トニック・フレーズ」と呼んでいます。
という事実は置いておいて、
アドリブする上では「アドリブ中、脳の引き出しから、いかに手早くフレーズを取り出せるか?」が重要なので、「脳内での呼び名」に関しての理論上の正しさには、そこまでこだわらないことにしています。
(ただし理論上の事実を知らないのと知っているのでは、演奏の出来栄えが全く変わってくるので、理論は絶えず勉強することをオススメします。)
ツーファイブとトニックで、フレーズのストック法を変えています
私は、
♪ジャズスタンダード曲に「よく出るキー」から順に
♪キーごとに違うフレーズを2〜3個ずつ(少なめに)
脳内にストックしています。
■Gm7 C7 のツーファイブ進行といったら、このツーファイブ・フレーズ
といった具合に、です。
♪5〜8個のフレーズを、ジャズスタンダード曲に「よく出るキー」に移調して
脳内にストックしています。(初めは、もっと数を減らしてもOKです)
↓
それをよく出るキーに、各々移調して、アドリブに使う
という感じです。
なぜ、ストック法を変えているの?
どうして
ツーファイブフレーズは
トニックフレーズは
・・というようにストックの方法を変えているかというと、
↓
フレーズを移調して演奏すると、同じフレーズばかり演奏しているように聴こえてしまう
↓
だから「キーごとに違うフレーズを少なめに」
またあいつあのフレーズ演奏してるよ!と思われるのを避けられて、自分でもフレーズに飽きてしまうのを防ぐことができます。キーごとに違うツーファイブ・フレーズを持っておくと、単純に楽しいですよ!
↓
違うキーに移調しても、同じフレーズだということがバレにくい(良い言い方が見つかりませんでした)
↓
だから、多めにストックしたフレーズを「よく出るキー」に移調する
色々なミュージシャンをコピーをした結果も同様で、
「あ、このメジャーセブンス・フレーズ、違うキーでも演奏していたな」
ということが多かったです。
おすすめのジャズアドリブフレーズ集
▼ツーファイブ・フレーズ/トニック・フレーズのジャズアドリブフレーズ集

このフレーズ集も、
↓
キーごとに違うフレーズを少なめに、よく出るキー順で
↓
多めにストックしたフレーズを「よく出るキー」に移調して
フレーズを掲載しています。
オススメです。
今回の内容をさらに詳しく動画で見る
今回の内容を、解説動画でご覧いただけます。
簡単にご登録いただけますのでオススメです。
▼今回の内容をより詳しくした動画

▼トニック・フレーズって、どんなフレーズを4つくらい集めればアドリブしやすい?

▼メジャーセブンス・コードでのアドリブ法は、メジャーセブンス・フレーズだけじゃない!

▼マイナートニック・フレーズについても勉強しよう

▼こちらのページより、100本の解説動画の「目次」をご覧いただけます。

コメント