本日は、メジャーセブンスのコード上で演奏できるフレーズについてです。
メジャーセブンス用のフレーズとは?
メジャーセブンスは、
様々なコード進行の「ゴール」「終着点」という機能を持つことが多く、
とても安定した響きをしています。
メジャーセブンスのコードでは、
主にメジャースケールからできたフレーズがサウンドします。
例えばG△7というコードには「Gメジャースケールからできたフレーズ」
がサウンドします。
がサウンドします。
メジャースケールからできたフレーズといっても、
ツーファイブのフレーズとは少しサウンドが違います。
どんな風に違うのか、と言いますと、
実は使っている音自体はあまり変わらないんです。
ですが、
メジャーセブンスのフレーズには、
ツーファイブフレーズ特有の
「5度セブンスが次のコードに移動する感じ(ドミナントモーション)」が無い
ツーファイブフレーズ特有の
「5度セブンスが次のコードに移動する感じ(ドミナントモーション)」が無い
というのが特徴です。
どこかに向かっているようなフレーズではなく、
あくまでも、落ち着いたサウンドという感じです。
こればかりは既存のフレーズを演奏してみて、
どんなものか体感するのが手っ取り早いと思います。
メジャーセブンス用のフレーズ集
私はJazzを始めたころ、以下のようなメジャーセブンス用フレーズを使用していました。
G△7のコード上で演奏する「メジャーセブンスフレーズ」
4つもあれば十分だと思います。そして、始まる音が違うフレーズを選ぶと後々使い勝手が良いです。
私はこの4つを、よく出るKeyに移調して、使用していました。
メジャーセブンスフレーズの習得・覚える方法
では次はこのフレーズをどのように、
自分のアドリブに取り込めるように練習するのか、ですね。
オススメの練習方法は、
上記の譜面の4つのフレーズを、
「自分が知っているツーファイブフレーズと連結させる」
「自分が知っているツーファイブフレーズと連結させる」
という方法です。
教則本などに書いてあるような、
あらかじめツーファイブフレーズとメジャーセブンスフレーズが連結されている
「ツーファイブワンフレーズ」を丸覚えしても良いのですが、
あらかじめツーファイブフレーズとメジャーセブンスフレーズが連結されている
「ツーファイブワンフレーズ」を丸覚えしても良いのですが、
ツーファイブとメジャーセブンスフレーズは分けて覚えておいて、
自分で自在に「あのフレーズとこのフレーズを今回はくっつけよう」
という風にフレージングを選べる方が
少ないフレーズ数でも、組み合わせ次第で様々なバリエーションを持つことができます!
自分で自在に「あのフレーズとこのフレーズを今回はくっつけよう」
という風にフレージングを選べる方が
少ないフレーズ数でも、組み合わせ次第で様々なバリエーションを持つことができます!
ツーファイブとメジャーセブンスフレーズの連結例
例えば先ほどのメジャーセブンスフレーズ4つを
ツーファイブフレーズと連結させると、このようなパターンができます。
この組み合わせ方はあくまでも一例ですので、
なるべくツーファイブとメジャーセブンスフレーズは切り離して覚えておき、
色々な組み合わせを試してみると、
・メジャーセブンス、というコードに慣れてきたり、
・「この音は安全だな」というようにコード感を養う練習になったり
・「この音は安全だな」というようにコード感を養う練習になったり
と良いことが沢山あります。
以下のページにも
メジャーセブンスについての記事を載せております。
併せてご覧ください。
メジャーセブンス攻略その1
メジャーセブンスコードって、 何を吹いたら良いのか分からない・・・。 フレーズ集に載っているフレーズを吹いても、 コピーしたのを吹いてもなんだかパッとしない・・。 この悩み、皆さん共通して持っているものみたいです。 私も以前は全く同じように...
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