7thが2拍ずつ続く、このようなコード進行ってよく出てきますよね。
上のコード進行はジャズスタンダードの「Jordu」のサビ頭です。
Keyは違えど、この
7thが2拍ずつ、4度進行して連続するようなコード進行
って、本当によく出てきます。
どうやってアドリブして良いか、困ってしまいやすいコード進行の1つだと思います。
そんなときのための、「必勝フレーズ」をいくつかご紹介したいと思います。
7thの4度進行にピッタリなフレーズパターン
このようなコード進行が出てきた時には、
やはり素直に「コードトーンを使ったフレーズ」を演奏すると、
明るくて気持ちの良いサウンドになります。
使えるフレーズ:その1
まずはこちらの音源と譜面をごらんください。
なんだかクラシックの調べのような感じもしますね。
上のフレーズはStan Getzが「Jordu」のソロで演奏しているフレーズです。
そのままオクターブを上げ下げすれば、永遠と演奏し続けられるフレーズです。
使えるフレーズ:その2
次のフレージングもクラシックの旋律のような、美しいラインです。
こちらも、Stan Getzが「Jordu」のソロで演奏しているフレーズを、
12keyに延長させてみました。
そのままオクターブを上げ下げすれば、永遠と演奏し続けられるフレーズです。
使えるフレーズ:その3
次のフレーズは3連符なので、少し指が難しいですが、
覚えておくと便利なフレーズです。
そのままオクターブを上げ下げすれば、永遠と演奏し続けられるフレーズです。
基礎練習メニューに組み込むことをオススメします
お気軽に12Key習得してしまう、というのもオススメです。
指が慣れていれば、いざというときに、ちょっと練習するだけで
アドリブにこれらのフレーズを組み込むことができます。
スタンダードのコード進行に出てくるKeyの場所だけ、練習するのも良いですが、
短いフレーズですので、12Key練習しておいても損はありません。
パターンだけですか・・・?
「7thコードが2拍ずつ4度進行していくコード進行」って、
たくさん出てくるのに、パターンフレーズばかりだと、
そのうち手数に困ってしまいそうですよね・・?
次回は、パターン以外のフレージングについて、ご紹介させていただきたいと思います。
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