コピーしたフレーズを自分の演奏に生かすための、
私なりの効果的な方法をお伝えします。
まず初めに・・・
コピーしたソロ・フレーズには必ず、
コードネームをふりましょう。
コードネームがなければ、
が分からなくなってしまいます。
必ずコードネームをふるのを癖にすることをオススメします。
1コーラス全てコピーした場合
このソロかっこいいなー!
と思って「1コーラス」又は「複数コーラス」をコピーした場合、
全てのフレーズを自分のソロ材料にする必要はありません。
「どのフレーズ」と「どのフレーズ」を特に気に入り、自分のものにしたいのか
ということを自分で把握しなければなりません。
たとえ「使い勝手が良いフレーズ」だとしても、
覚えてアドリブ中に使えるようになる、とは考えにくいからです。
気に入ったフレーズはどれか?を把握する
コピーが終わったあとは、
コピーしたソロを、インテンポで何度も演奏する
ことをオススメします。
インテンポで演奏すると、
ということが分かります。
また、
演奏しにくいところはないか?
ということも分かります。
いきなり譜面を見ても分からないことがある
いくら自分で苦労して書いたコピー譜面だとしても、
譜面を見ていきなり、
このフレーズはかっこいいし、使えるんじゃない!?
ということは、すぐには分からないものです。
ニュアンスなどもコピーしつつ、何度か演奏してみて初めて、
と分かってきます。
日常生活でこんなことはありませんか?
会社が学校や、家族で話しているときに、
何かの書類をいきなり見せられて、すぐに
「どう思う?特にこことかさ!」
と言われても、
相手が持っている書類を、横からチラッと一瞬読んだぐらいでは
「え、ちょっと待って。急に言われても分からないよ。」
となってしまいますよね。
(私はよく日常生活で、見せてすぐに答えを聞いたりするので反省です。)
その書類を手にとって、
5秒くらい読んだところで、「ああなるほどね。」と分かるものだと思います。
チラッと音符を見ただけでは、把握しにくいんです。
どれが好きなのか分かったら・・・
なるべくフレーズは、2小節or4小節のピースでストックした方が、
他の曲で使い勝手が良かったり、
他のフレーズとつなげるのに便利です。
自分でふったコードネームを見て、
気に入ったフレーズが、
ツーファイブフレーズとしてストックする
・トニックフレーズとしてストックする
・ペンタトニックフレーズ(である可能性も高い)としてストックする
などして、フレーズをちゃんと整理して頭にしまうことで、
他の曲でも応用しやすくなります。
(とても難しいことではありますので、焦らず少しずつ、です。)
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