難曲はノータッチor保留で

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練習が一番はかどるのは、
「自分の興味があるとき」だと思います。

全ての曲に興味が湧くわけじゃない

ジャズの練習を続けていると、

「うたものばかり練習していてもダメだよね」
「ボサノバもやっておこう」
「バラードもやらなきゃ」
「すごい速いテンポのもできなきゃだよな」
「Giant Stepsみたいなのもできないとダメかな」

など、色々なタイプの曲を網羅しなくては!と思いますよね。

というか、色々なタイプの曲ができないと、
セッションで困るんじゃないか、とか、そういう懸念もあると思います。

ですが、
「この曲もやっておかなきゃ、だめだよな〜」と
義務感から練習する曲は、
なかなか上達方法が見つからないことが多かったなあ、と今までの経験で思います。

同じような曲ばかりじゃ成長できないんじゃ・・

だからといって、同じようなタイプの曲ばかり練習していても、
いつまで経っても他の曲ができるようにならないんじゃ・・・

と心配になるかもしれませんが、ご心配なく!!です。

音楽というのは、色々な要素が組み合わさってできているので、
ずっと同じようなタイプの曲を練習していても、
その曲ごとに、異なる要素は必ず入っています。

つまり、得意な曲と苦手なタイプの曲には、
必ず共通項があるんです。

「この曲のここって、あれに似てるかも。あれに使えるかも。」

という発見が、色々な曲に触れているうちに、「自然と」得られます。

意識せずとも、新しい要素が自然と身につくことも多いです。
common
でもこれは、2〜3曲で発見できるものではなく、
なるべく多くの曲に触れてからわかってきます。

好きな曲だけを広く浅く、どんどん練習していく、のも大切です。

ゴール設定を低くして、どんどん小さな目標をクリアして、
次の曲へ次の曲へ!といくことが、上達の鍵です。

「ゴール設定を低くして、どんどん先へ進むヒント」についての記事です。

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じゃあ難しい曲はノータッチでいいの?

自分にとってやったことのないタイプの曲

は、どんな雰囲気なのか(コード進行やメロディが)だけを
軽く確認しておいて、保留しておいても良いのかな、と思います。

そして、

「この曲できたってことは、保留にしてるあの曲、なんか出来そうかも」

と思ったときに、手をつけると、一気に仕上げられたりします。

新しいことを練習するときは
アドリブの練習って、そんなにトントン進みませんよね。 そんなとき、必ず心得ておきたいことがあります。

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