ツーファイブとワンは分けて考えよう

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アドリブを練習し始めるとき、まずツーファイブワンから練習を始める、
という方が多いと思います。
ジャズの言語を学ぶという点でとても良い方法だと思いますが、
こんな悩みがついてきませんか?

ツーファイブワンを練習していると困ってくること

1.ツーファイブがワンに解決するコード進行でないことが多いので、
せっかく覚えたのに使いにくい

problem0

2.「このツーファイブにはこのワンのフレーズ」というのが始めから決まっているので、
ソロが毎回同じになってしまう
(こうきたらこう、という感じになりがち)

problem1
3.メジャーセブンスコードが連結するところに苦戦してしまう
(4小節もG△7が続いたら、なにをしたら良いか分からなくなってしまう)

problem2

4.ツーファイブワンというフレーズ自体が長すぎて覚えられない

スタンダードのコード進行は、
素直にツーファイブ、ワン、と続くものばかりではありませんよね。

実は、「ツーファイブワン」とまとまったブロックで覚えるよりも、
「ツーファイブ」と「ワン」は分けて覚えるようにした方が応用性が高いのです。

ツーファイブよりもワンを覚える方がより大切

ツーファイブは1つのキーに対して2個くらいフレーズをストックしていれば十分

だと思いますが、アドリブをする上で鍵となるのは

トニック(ワン)のフレーズをどれだけ持っているか/すぐに出せるか

というところなのです。

トニックのフレーズを少し多めに持っておくと、

・1つのツーファイブからの行き先が増える
・メジャーセブンスコードが続くようなコード進行でもビビらない

というメリットがあります。

ワン(トニックフレーズ)はどこで使ってもOKな万能フレーズ

トニックのフレーズは、メジャーセブンスコードのみならず、
至るところで使える万能フレーズです。

というのも、トニックのフレーズは、

コード進行がそのKeyであるときは、どのタイミングで使ってもOK

だからなのです。

こんな感じ

でもワンのフレーズってどうやって集めるの?
メジャーセブンスコードが続いたときの攻略法ってあるの?

→次回はトニックを攻略する方法をご紹介させていただきたいと思います。

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