私は、耳コピして気に入ったフレーズを「骨の髄まで」演奏し尽くすことにしています。
せっかく時間をかけて採ったフレーズだからこそ、自分を構成する一部となって欲しいのです。
私のフレーズ習得ルーティン
私のフレーズ習得ルーティンは、次の手順です。
耳コピする/好きなフレーズをその中に見つけた!
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アーティキュレーションもばっちりコピーして、自分でも再現できるようになってきた
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「このフレーズ格好良い〜!」という新鮮さが残っているうちに、自分のアドリブにそのフレーズを取り入れる
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さまざまな曲で、そのフレーズを着回す
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アーティキュレーションもばっちりコピーして、自分でも再現できるようになってきた
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「このフレーズ格好良い〜!」という新鮮さが残っているうちに、自分のアドリブにそのフレーズを取り入れる
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さまざまな曲で、そのフレーズを着回す
お洋服のように、いろんなシチュエーションで着回す!これがフレーズを習得するときの最大のポイントだと思っています。初めは上手に着こなせなくても、着回すうちに似合ってくるんです。
例えば・・手順①〜③
①耳コピをしていて Em7♭5 A7 のマイナーツーファイブフレーズが気に入った!
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②コピーした曲とは別の曲だけれど、自分が演奏する曲に Em7♭5 A7 のマイナーツーファイブ進行が出てきた⇨早速気に入ったフレーズを演奏してみる
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③別の曲に出てくる Em7♭5 A7 でも、このフレーズを着回す
⇨3〜4曲で着回すと、とても記憶に定着する
⇨3〜4曲で着回すと、とても記憶に定着する
まずはコピーしたときと同じキーで、フレーズを自分のアドリブに取り入れることが多いです。
あまりにもそのフレーズが気に入ったら、さまざまなキーに移調して、さらに多くの曲のアドリブに取り入れています。
そのフレーズの「美味しさ」を最も分かっているのは、あなた!
上記のような方法がうまくいく理由は、
アーティキュレーションやニュアンスなど含め、「そのフレーズの美味しさ」を自分がよく分かっている状態だから
だと考えます。
このフレーズの格好良さを伝えたい!
自分もこの人みたいに演奏したい!
この気持ちがフレーズを自分のモノにする手助けをしてくれることは確かです。
同じキーの曲には、同じコード進行がよく出てくる
耳コピしたフレーズを、どこに着まわせるのか分からない!
と悩んでしまう場合は、同じキーの曲をあたってみてください。
同じキーの曲には
■同じキーのツーファイブ進行
■同じキーの解決するセブンスコード
(ドミナント7thコードや、セカンダリードミナントコードなど)
■同じキーのメジャーセブンスコード
■同じキーのマイナートニックコード
■同じキーの解決するセブンスコード
(ドミナント7thコードや、セカンダリードミナントコードなど)
■同じキーのメジャーセブンスコード
■同じキーのマイナートニックコード
というように、同じコード進行がよく出てくるからです。
▼フレーズを活かす例
Am7 | D7 の素敵なツーファイブフレーズを見つけた!
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別の曲の Am7 | D7 のツーファイブ進行が出てくる曲で、
そのツーファイブフレーズを演奏してみる
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別の曲の Am7 | D7 のツーファイブ進行が出てくる曲で、
そのツーファイブフレーズを演奏してみる
B♭△7 の格好良いメジャーセブンスフレーズを見つけた!
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別の曲の B♭△7 が出てくる曲で、
そのメジャーセブンスフレーズを演奏してみる
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別の曲の B♭△7 が出てくる曲で、
そのメジャーセブンスフレーズを演奏してみる
フレーズの着回し – メロディックマイナー・フレーズ B-028
今回は「メロディックマイナー・スケールから構成されるフレーズがどんなところに使いまわせるのか?」をお話ししてゆきます。「フレーズのストックがしやすくなる」ために、リディアン・フラットセブンス・スケールとの関係性もお話しします。解説動画では、...
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