マイナーコードが4小節続く、
このようなコード進行ってよく見かけませんか?
↓こういう感じの↓
↓こういう感じの↓
例えばRecorda MeやI’ll remember April、Invitation、
他にもたくさんの曲で、そのようなコード進行が出てくると思います。
4小節続くマイナーセブンスコードの対処法
上記のようなコード進行に対して、
過去に色々なアドリブ方法をご紹介しました。
ツーファイブでフレージングする方法↓
ツーファイブとペンタトニックなど、モチーフを組み合わせる方法↓
今回は、さらに習得しやすいフレージングを紹介させていただきたいと思います。
さらに習得しやすいフレージング
このコード進行を簡単に演奏できるフレージングは
という技法です。
これが演奏してみるととても面白いサウンドなんです。
ラインクリシェとはどのようなフレージングか、と言いますと、
例えば以下のようなフレーズです。
このトップの音は、「Cm」というコードに対して、
次はその半音下B(メジャーセブンス)
また半音下Bb(マイナーセブンス)
そしてまた半音下A(6thの音)
という音使いです。
他のKeyだとこのような感じ。
Amというコードに対して
次はその半音下G#(メジャーセブンス)
また半音下G(マイナーセブンス)
そしてまた半音下F#(6thの音)
という音使いです。
このトップの音以外は、4小節間ずっと同じ音(つまりAmの1・3・5度の音)なんです。
ラインクリシェのフレーズ集
ラインクリシェのフレーズを、販売中のジャズフレーズ集にも収録しました。
この記事でも少しご紹介いたします。
・他の音はコードトーンの1・3・5度
というルールを守ってさえいれば、リズムなどを変えて、
自分でもフレーズを創作することができます。
例えば以下のようなフレーズがあります。
Cmが4小節続いた場合のラインクリシェフレーズ
「マイナーコードが4小節続く」コード進行は意外と多い
マイナーコードが4小節続くと言っても、
と書かれているコード進行もあれば、
と書かれているコード進行もありますし、
と書かれているコード進行もあります。
コード進行の表示の仕方は様々ですが、
上記の3つのコード進行すべてに対して、ラインクリシェの技法を用いることができます。
つまり、「m」が付いていて、それが4小節続けば、
ラインクリシェがよくサウンドする、ということです。
マイナーコードが2小節の場合でもラインクリシェOK
マイナーコードが2小節続くコード進行は非常に多いと思いますが、
ここでもラインクリシェのフレーズを使うことができます。
2小節でラインクリシェのサウンドを出すので、以下のようなフレーズになります。
先ほどと、ルールは同じです。
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