Dat Dereはペンタで自由にアドリブできる

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キャノンボールアダレイとナットアダレイの演奏で有名なDat Dereを演奏してみました。

Dat Dereでアドリブを2コーラスとりました(クリックすると新規タブで開きます)

datdere-27

黒本の2巻にも載っていますよね。

マイナーキーの中でも演奏しやすいキーの曲

この曲は、

ピアノでCマイナーのキー
アルトサックスだとAマイナーのキー
テナーサックス・トランペットではDマイナーのキー

の短調の曲なので、比較的演奏しやすいキーではあります。(サビは地味に難しいです。)

Dat Dereのコード進行をアナライズしてみよう

この曲は、コード進行自体は単純です。

■ツーファイブ進行にカギカッコ
■7thコードが4度進行しているところに矢印

上記2点のアナライズをすると、以下のようになります。

Dat Dereアナライズ見本

InC楽器
DatDere

InE♭楽器
DatDere-inEb

InB♭楽器
DatDere-inBb

アナライズ後に把握できること

■2種類のマイナーツーファイブ進行が多く出てくる
■Aセクションが1コーラスに3回登場する

ということが把握できました。

ちなみに・・(かなり重要)

これを覚えておくと、さらに演奏しやすいです。

Dat Dereの2小節目や6小節目のコード、なんじゃこれ?と思うかもしれませんが、
意外と単純なコードに置き換えられます。

InC楽器
Cliche

InE♭楽器
Cliche

InB♭楽器
Cliche

このコード進行はよく出てきます

上記のコード進行は・・

同じコードが長く連続しているときに、構成音を変化させて綺麗なラインを作るクリシェという手法です。ベースラインクリシェの1種なんです。

Dat Dereでのシンプルなアドリブ法 2パターン

その1:マイナーペンタトニック1発で演奏する

前項のラインクリシェの件を踏まえると、

マイナーペンタトニックフレーズを自由に組み合わせて、
マイナーペンタ1発で演奏することができます。

コード進行にとらわれず演奏できるので楽しいです。

InC楽器
Penta

InE♭楽器
Penta

InB♭楽器
Penta


ペンタトニックフレーズのフレーズ集

Youtubeの演奏では、こちらのフレーズ集に載っているペンタトニックフレーズを使ってアドリブしています。

「ペンタトニック」の「ジャズアドリブフレーズ集」販売開始しました
本日より、私が制作した ジャズアドリブフレーズ集Vol.2 よく出るキー順 ペンタトニックと3-6-2-5-1進行のフレージング の販売を開始しました。 C楽器用・Eb楽器用・Bb楽器用・低音楽器用の4種類をご用意しています。 ジ...

メジャーペンタとマイナーペンタのフレーズを、分類してたくさん掲載しているので便利です。

ペンタトニックフレーズをアドリブに組み込む練習法についても記載しています。


サビ(Bセクション)の追記

サビも同じように、1つのキーのマイナーペンタだけで演奏できないこともないですが、解決しているマイナーツーファイブワンが2種類出てくるので、それぞれのキーに合わせた方がサウンドすると思います。

その2:マイナーツーファイブとマイナートニックをしっかり演奏する

マイナーツーファイブ進行がたくさん出てくるので、

■マイナーツーファイブフレーズをいくつか仕込んでおいて、然るべきところで演奏する

のもオススメです。一気にBebopらしくなります。

ツーファイブ進行が連なっているところでは、ツーファイブフレーズを連結させるのが難しい!

という場合は、

どちらかのツーファイブ進行をお休みにしたり、ペンタトニックでのフレージングにすると、フレーズの連結が自然になりやすいです。
ツーファイブ進行、全部埋めない!例

InC楽器

■3小節目にマイナーツーファイブフレーズ
DatDere-Twofive
■もしくは4小節目にマイナーツーファイブフレーズ
DatDere-Twofive


InE♭楽器

■3小節目にマイナーツーファイブフレーズ
DatDere-inEb
■もしくは4小節目にマイナーツーファイブフレーズ
DatDere-inEb


InB♭楽器

■3小節目にマイナーツーファイブフレーズ
DatDere-inBb
■もしくは4小節目にマイナーツーファイブフレーズ
DatDere-inBb

記事:マイナーツーファイブフレーズがたくさん載っているフレーズ集

記事:マイナーツーファイブ進行について


また、マイナーツーファイブフレーズだけでなく
■Ⅰm7のコード上では、マイナートニックフレーズを演奏する
(マイナートニックフレーズ=メロディックマイナースケール)

これも重要です。

マイナートニック攻略法
マイナーへ向かうツーファイブは、「ハーモニックマイナースケール」を使って演奏されていることが多いのですが、その解決先であるマイナートニックは、「メロディックマイナースケール」を使って演奏されていることが多いです。

Dat Dere アドリブのアイディア 他には・・

Youtubeの動画では、上記のアドリブ法に加えて

■無調性のアウトフレーズ
■7thコード上でディミニッシュスケールのパターン

■メロディックマイナースケールの3度もしくは完全4度のパターン

などを演奏しています。どちらもマイナーキーにはぴったりのサウンドがします。

無調性のアウトフレーズについての記事↓

私が普段よく使うアウトフレーズ6選
これらのアウトのパターンフレーズはどんな風に使ってもOKです。アドリブなので自由なんです。ただし、「ただのデタラメ」に聴こえないために、ちょっとしたポイントがあります。

ディミニッシュフレーズについての記事↓

ディミニッシュスケールのフレーズ
そのオススメの理由は以下の4点です。 ■8つのツーファイブで共通して同じフレーズ/スケールが使える (1つ覚えるだけで、色々な箇所で使える!) ■楽器の特性に合う音域に合わせて、スケールパターンを使用することができる ■少しトリッキーなサウンドにすることができる ■同じ音使いでリズムを変えれば、それだけで手数が増える

 

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