生徒さんから
どんな曲を練習したら良いでしょう?
というご相談をよくいただくので、本日は
→テナーサックスやトランペットではGメジャー(#)のKeyの曲。
→アルトサックスだとDメジャー(##)のKeyの曲。
■難易度別に
■どんな練習に向いているか
表記してほしい
というリクエストもいただきましたので、
☆星1つ〜☆☆☆☆☆星5つまで&コメント付きで表現してみました。
その他のKeyのオススメ練習曲
Cメジャー( )Key編は以下の記事よりご覧いただけます。
B♭メジャー(♭♭)Key編は以下の記事よりご覧いただけます。
私の主観です
なお、難易度は私の主観です。
オススメ曲に自分のオススメ曲が入っていなかった!
という場合もあるかもしれませんが、あまり気になさらないで下さい。
このリスト以外にも、素晴らしい曲は無限大にあります。今回はその一例になります。
あくまで参考程度に読んでいただけましたら幸いです。
同じKeyの曲を同時期に練習すると、上達スピードが早くなる
同じKeyの複数の曲を同時期に練習すると、上達スピードが速くなります。
理由は、以下の記事で詳しく説明しています。
難易度別!おすすめ曲FメジャーVer.
各曲のタイトルをクリックすると私のYoutube動画に飛ぶようになっています。
難易度☆:比較的簡単な曲
Cool Struttin’(Fのブルース) – ☆
ブルースはペンタトニック1発でも演奏できてしまうが、そこにツーファイブフレーズやディミニッシュフレーズなど、いろいろな要素を盛り込むと楽しい。
私のYoutubeの演奏のアドリブコピー譜
アドリブ演奏方法の記事
難易度☆☆:目立った転調などなく、演奏しやすい曲
Days of wine and roses – ☆☆
ダイアトニックコード上での、ツーファイブフレーズのサウンドを試すのに最適。またⅣm7(Bbm7)と♭Ⅻ7(Eb7)というサブドミナントマイナーコードのサウンドを学ぶのに最適。
I’ll close my eyes – ☆☆
ツーファイブ進行で主に構成されているので演奏しやすい。でてくるKeyの種類が多いので良い練習になる。
難易度☆☆☆:曲のフィールが難しいor難しいコードが出てくる曲
The girl from Ipanema – ☆☆☆
裏コード上でのツーファイブフレーズの演奏が楽しい。また、サビは色んなKeyが登場するので、けっこう難しい。
裏コードについて↓
Confirmation – ☆☆☆
1小節のツーファイブパターンの練習に最適。コードチェンジをごまかすことなく何パターンも演奏できるか、テーマをごまかすことなく演奏できるかがポイント。
私のYoutubeの演奏のアドリブコピー譜
Come rain or come shine – ☆☆☆
基本的にはFのKeyのまま話が進むので演奏しやすい。
ラスト8小節に出てくる7thをブルージーに演奏するのが楽しい。
Just Friends – ☆☆☆
Ⅳ△7から始まる、というところが少し難しく感じるかもしれないが、FメジャーセブンスフレーズやBbメジャーセブンスフレーズなど、両方試してみると面白い。Fメジャーペンタもよく合う。
The way you look tonight – ☆☆☆
BメロでAbメジャーに転調する。難しいKeyなので練習必須。
I love you Porgy – ☆☆☆
バラード特有のさまざまなフィールで歌う練習に最適。Fなので、比較的演奏しやすいKeyのバラード。
In a sentimental mood – ☆☆☆
AメロはFメジャーというより、Dマイナーのサウンドを表現すると楽しい。DマイナーペンタやDメロディックマイナーなど、さまざまなアプローチが考えられる。サビはDbメジャーに転調。
Lover Man – ☆☆☆
最初のAセクションはFメジャーというより、Dマイナーのkeyのサウンド。ブルージーなペンタトニックフレーズなどを盛り込むチャンス。
難易度☆☆☆☆:とらえ方が難しいコードが出てくる曲
Speak Low – ☆☆☆☆
サビに、Lyd♭7thスケールを使う恰好のチャンスが到来。Db7#11には、D♭Lyd♭7thスケール(=AbLyd♭7thスケール)を使ってみよう!
私のYoutubeの演奏のアドリブコピー譜
It’s you or no one – ☆☆☆☆
速いので難しい。AbメジャーやGbメジャーのツーファイブが登場するので、各ツーファイブフレーズやLyd♭7thフレーズを練習しておくことがカギ。
If I were a bell – ☆☆☆☆
最初のⅡ7(G7)の歌い方が難しいが、Ⅱ7らしく演奏するか、ツーファイブにして演奏してしまうという2通りがまず考えられる。Bメロに出てくるA△7をちゃんと表現すること。
難易度☆☆☆☆☆:かなり頻繁に難しいコードが出てくる
Joy spring – ☆☆☆☆☆
Fメジャー, Abメジャー , Gメジャー , Aメジャー これら4つのKeyのツーファイブ進行がひっきりなしに出てくるので燃える。
Desafinado – ☆☆☆☆☆
Eb7→♭Ⅻ7(サブドミナントマイナーの役目)やG7→Ⅱ7やGb△7→Ⅰ#△7のサウンドを理解する良い練習になる。別の演奏(Slow Ver.)
Beatrice – ☆☆☆☆☆
FのKeyの曲なのだが、Gb△7#11(#Ⅰ△7)やEb△7#11(♭Ⅻ△7)が出てくるため、コード進行を他のサウンドに捉え直すと演奏しやすくなる。また、平行調のDマイナーが何度も出てくるのが楽しい。
Old devil moon – ☆☆☆☆☆
F7とEb7の行ったり来たりが非常にやりがいのあるところ。途中にF#メジャーのツーファイブが出てくるのも難しい。
フレーズ集を活用するのも楽しいです
ジャズスタンダードのアドリブをするときに、フレーズ集を活用するのもオススメです。
上記の曲のアドリブコピー譜を販売しています
上記の曲すべてではないのですが、私のYoutubeでのアドリブ演奏のコピー譜を販売しています。
こちらのページより、ご覧いただけます。
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