効率よく上達していくために、おすすめの方法があります。
それはリンク練習法です。
同じコード進行を含む曲を同時期に複数曲練習する
という方法です。
リンク練習法ってなに?
例えば、皆さんがいま枯葉を練習している最中だとします。
枯葉には
Am7b5 | D7 | Gm
のマイナーツーファイブワン進行が出てきます。
この進行に合うマイナーツーファイブワンフレーズ、もしくはGマイナーペンタトニックフレーズを練習し、身につけたとします。
そうしたら
Am7b5 | D7 | Gm
というマイナーツーファイブワン進行が出てくる別の曲を探します。
たとえばYou’d be so nice to come home toには上記のコード進行が出てきますので、この曲を同時期に練習すると、効率が良いです。
これがリンク練習法です。
共通項を持つ曲同士を同時に練習してしまう、という意味です。
また、枯葉には
Cm7 | F7 | Bb△7
というメジャーツーファイブワンのコード進行が出てきますが、このコード進行を持つ他の曲も、たくさんあります。
つまり、リンク練習の曲の選び方は無限大なんです。
リンク練習法のルール
リンク練習法にはルールがあります。
■ルール
同時期に練習している曲には、同じフレーズや同じアイデアを使うようにします。
使うフレーズを変えてしまうと、意味がないからです。
繰り返し吹くことにより、覚えたいフレーズや歌い回しが定着し、そのKeyやそのテンポの曲を吹くのが易しくなります。
同じKeyの曲には同じコード進行が含まれやすい
リンク練習をするときに、曲を探すのが難しい・・という場合は、
同じKeyの曲から探すのもオススメです。
同じKeyの曲同士であれば、同じKeyのツーファイブ進行が出ることが多い
→ツーファイブフレーズが使いまわせる
→ツーファイブフレーズが使いまわせる
同じKeyのペンタトニックフレーズを使いまわせる場合が多い
という理由からです。
リンク練のメリット
また、この方法では1曲に固執しない分、モチベーションアップにもつながり、自分のレパートリーも一気に増やすことができます。
同じKeyのツーファイブということでなくても、
同じくらいのテンポの曲を同時に練習、これもリンク練習です。
コメント