モチベーションの保ち方

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今回は、今まで練習してきて分かってきた
私なりの練習へのモチベーションの保ち方について、お話したいと思います。

その日その日のモチベーションを保つ&上げるために、
練習の前に、私は以下の3つのポイントをノートに書いて毎日読んでいます。

・自分でやると決めた課題は、なるべく早く終わらせる
・デッドラインを決める
・できそうな兆しが見えてきたら、その日はやめる

一つ一つ細かくお話していきたいと思います。

自分でやると決めた課題は、なるべく早く終わらせる

今日は練習時間が3時間ある、と分かったら、自分のいまの課題を
3時間かけて習得するのではなく、
「3時間よりもなるべく短い時間」で、決めたゴールまでたどり着けるようにしましょう

練習は長時間やったからといって、中身のある練習を集中して行わない限り、
意味があるとは言えません。

だらだら練習すると、やる気はどんどん失せてきます。

そして、3時間の練習時間が終わるまで待つ、
時間切れになるのを待っているような状態になってしまうのが一番よくありません。

「あと20分で授業が終わるなー。早く休み時間にならないかなぁ。」というのでは、
なかなか集中できませんよね。

自分でもびっくりするくらいのスピードでこの課題を仕上げてみせる、

と思うと、モチベーションが上がります。
即効性のある合言葉です。

デッドラインを決める

やはり締め切りがないと、人間やる気が出ないものです。

いくら成長しても「音楽」という分野には終わりはありません。
ですが、締め切りを決めておくことで、
「とりあえずこの曲はここまで」という自分のなかでの区切りができます。

同じ曲をずっと練習するのは良いことですが、
前に進むためには、違う曲・違うアプローチ、に進むのが賢明です。

違う曲にすすんだら、前にやったことを忘れてしまうのでは?と
心配に思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
パワーアップするだけです。
そして忘れてしまってもオッケーなんです。

覚えたフレーズは忘れてしまってもOK
音大に入る前、ある音大の受験対策レッスンに参加したとき、 第一線で活躍されている先生がおっしゃっていた言葉があります。

ただし、やっつけ仕事で終わらせるのではなく、
「この曲はこんなことが出来るようになったらクリア、ということにしよう。」と
自分なりの小さいゴールを毎回設定し、達成する
という風にすると、モチベーションを保ちやすいと思います。

できそうな兆しが見えてきたら、その日はやめる

この言葉の真の意味は、

「出来る間際に到達するまで、練習をやめてはいけない」
というスパルタなものではありません。

「出来そうかも♪と少しでも思えたら、
その日の練習はおしまい、実践するのは明日から!」

ということです。

いくら練習しても、いくら練習方法を考えてみても、
なんだかうまくいかず、やる気が失せてきて・・という経験は誰しもあると思います。

そんなときは、「できなーい。もう今日はやめだやめだ!」というのではなく、

「今日はこういう風に吹いたら、こんな結果になったから、
もしかして、明日からはこんな練習をしたらうまくいくかも??多分だけど!」

というような考察をして、それをノートなどにメモしておきます。

少しでも、明日はできるんじゃないかなあ?という攻略への糸口を作っておくことで、
「うまくならないーーー!!練習したくなーーい!」
という気持ちを軽くすることができます。

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