効率よく上達するコツ2

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今回も私なりの「効率よく上達するコツ」をご紹介させていただきたいと思います。

練習がはかどらない理由

私が高校生だったとき、
「こないだはあんなに練習がはかどったのに、最近はやる気が出ないのはどうしてだろう?」
と考えたことがあります。

問題は

「やることが決まっていない(何を練習しているのか自分で把握していない)」
「練習曲が1曲だけで、その1曲が吹けないがために、何も進まない」
「自分の成長のため、ではなく、レッスンの宿題のために練習していた」

ということでした。

そこで、その逆である行為を解決策にし、実行したところ、格段に効率が上がりました。

「今日・この一週間・一ヶ月で、やること(テーマ)を決める」
「練習曲を複数用意する」
「レッスンの宿題を上回る何かを習得する。最悪宿題は出来なくても良い」

1つめの「やることを決める」というのは前回の記事で紹介しています。
前回の記事はこちらです。

効率よく上達するコツ1
練習してきたなかで、練習のコツだな、と思ったことがあるので1つずつ紹介します。練習の的を絞ろう練習するときは、必ずテーマはひとつかふたつに絞りましょう。そして決めたテーマ、やルールからは外れないことです。

2つめはこちら。
「1つ1つは確実に練習する、だけれども、練習曲は複数曲用意する。」

私の今までの練習してきた経験から考察するに、
1曲ずつ練習するのではなく、3〜5曲をいっぺんに練習した方が効率が良いです。

3曲全てに同じテーマ・ルールを使って練習しましょう。

なぜ同時期に3曲練習した方が良いのか・・・

1曲ずつやった方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、
アドリブには正解がありませんので、1曲だけを練習していると、

その1曲からいつ卒業していいのか、どのくらいのレベルまでいけば満足なのか

自分でもわからなくなり、モチベーションは確実に下がります。
完璧を目指すのはよくない、というのはこういうことなのです。

また3曲同時進行して練習していると、

「あーこの曲ではいまいちしっくりこなかったけど、
こっちの曲を練習したら、このフレーズ・コード進行の意味が分かった!」

と急にひらめいて、理解度が抜群に深まります。

押してダメなら引いてみろ、というやつですね。

自分に期待しよう

そして3曲取り組んでいると、当然ながら練習の内容が忙しくなるので、
モチベーションが上がります。

人間やることが沢山あった方が集中力が上がります。
テストの1日前に徹夜するような感覚でしょうか?

夏休み最終日に、絵日記も工作も自由研究も全て終わらせてしまえるアレにも似ています。

1曲だけ取り組むという行為は「自分に期待していない」のと似ています。
人に期待されるとやる気が出るので、自分が最初に期待をするのも良いかもしれません。

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