Waveのコード進行は少し複雑ですが、
ちょこっとアナライズをするだけで、かなりアドリブしやすくなります。
Waveのアドリブ動画
今回の記事のような方法でアドリブすると、
以下のようなサウンドになります。
(演奏途中からの動画で分かりづらいですが・・)
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ピアノのKey(inC譜)の場合
解説を読みながら、こちらの譜面をご覧ください。
1小節目のメジャーセブンスコード
1小節目のメジャーセブンスコードですが、
フレーズを無理に演奏しようとすると、
そのあとがつっかえてしまうかもしれませんので、
最初は気軽な気持ちで
■9th(ルートの全音上)
■13th(ルートの短3度下)
などの選択肢から、
というイメージで演奏すると、綺麗にサウンドします。
2小節目のディミニッシュコード(ちょいむず)
譜面の画像のとおりに、騙されたと思って演奏してみてください!
理屈は抜きに覚えてしまうのも全然アリです!
2小節目のディミニッシュコードは、
コードトーンやディミニッシュスケールを使うのも良いと思いますが、
という方法が有効です。
例えば、
Bb(ルート)の音から「全音→半音→全音→半音・・」
という音並びのディミニッシュスケールが使えます。
(= Bb, C, C#, D#, E, F#, G, A の8音のスケール)
C7, Eb7, F#7 , A7
の4つです。
↓
綺麗にサウンドし、着地もバッチリです。
つまり・・「Gm7b5 C7」や「 Em7b5 A7 」といったように。
4つのうちどれを選ぶかは「好み」です。
私はこの曲の場合では、C7とA7がお気に入りです。
6小節目の7thコード
6小節目のコードは、まずツーファイブに分解してみましょう。
ピアノ(inC譜)の場合は6小節目は「C7」というコードですが、
C7をツーファイブに分解すると
「Gm7 C7」です。
ツーファイブフレーズの「ツー」の部分、
つまり「Gm7」を演奏する気持ちでアドリブする
と、うまくサウンドします。
7〜8小節目の7thコードが続くところ
7〜8小節目の「F#7 | B7」というところは、
ちょうど4度進行していますので、
ドミナントフレーズを2つ繋ぐのも良い方法です。
しかし、さらに演奏しやすい方法があります。
「7thコード」から「マイナー7thコード」に変える
という方法です。
そうすると、
に早変わりです。
ツーファイブフレーズを演奏すると、綺麗にサウンドします。
(F#m7b5 B7のマイナーツーファイブフレーズでもOKです)
10小節目の「半音進行7thコード」
10小節目の
「Bb7 | A7」というように
「7thコードが半音で下ってくるコード進行」のときは、
最初の7thコードをマイナーツーファイブのペアとなるコードに変えます。
つまり・・・
「Em7b5 A7」というマイナーツーファイブを演奏すると綺麗
ということです。
11〜12小節目はマイナーツーファイブの着地先
11〜12小節目は、
10小節目の「Em7b5 A7というマイナーツーファイブ」が
4度進行して着地した先の「マイナートニック」だと思って演奏する
と楽です。
「Dm7 G7 | Dm7 G7」というコード進行に対して、
DマイナーペンタトニックやDメロディックマイナー1発で演奏すると、
とても美しくファンキーにサウンドします。
トランペット・テナーサックス(inBb譜)の場合
アルトサックス(inEb譜)
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