なんだかかっこよくならないなあ・・」
耳コピするほどの時間はないし・・」
と悩むことってありますよね。
この間生徒さんから相談していただき、
楽しくなかったことってあったなあ・・。
だからといって、耳コピをしたり、フレーズを取り出したりするのは、
時間がなかったり難しかったりで、なかなか練習が進まなかったんだよなぁ・・・」
と、学生時代の悩みを鮮烈に思い出しました・・!
「出来合い」のフレーズはピンとこない
今では、自分でフレーズを耳コピして、
気に入った耳コピフレーズのみを使っているのですが、
結構大量に耳コピするので、
果たしてどんなフレーズだったっけ?というのを忘れてしまうと、
「このフレーズってかっこいいんだっけ?問題」に今でもぶつかります。
そのときは、元の音源を聴きなおしたりして、
「あ、そうそう、こういうフレーズね、かっこいい」と確認してから
自分のソロに使うようにしています。
ですが、自分で耳コピしたフレーズだけを使って、
今アドリブしているかというと、全くそんなことはなく、
今実際にアドリブで使っているフレーズの5割くらいは、
「出来合い」のフレーズ(元ネタは知らないフレーズ)
なんです。
当時はピンとこないままソロに使っていましたが、
今ではすごく気に入って使っていて、サウンドしている、とも思います。
ではその「出来合い」のフレーズをどのように
サウンドさせるか・お気に入りのフレーズに変えていったのか、
私なりのアイデアはこのような感じです。
とりあえず5コーラスそのフレーズ達を使い続けてみる
私が今まで使ってきたアイデア(今でも使います)です。
少し失敗しても良いので、演奏しつづける
音価を変えたり、最後の音を削ったり、伸ばしたりする
音価を変える、というのは難しく聞こえるのですが、
5コーラスほどソロをし続けると、
息が足りなかったり、指が回りきらなかったり、
という理由で、
音符自体を削ってしまうことありますよね。
そのくらいの感覚で音価を変えてみるんです。
というか、その感覚になるのを待つんです。
5コーラスくらい演奏すると、必ず失敗するので、
とっさにリカバリーせざるを得なくなります。
そうすると、
というのが自然と分かってきます。
騙されたと思って、5コーラスアドリブしてみてください
自然と分かる、というのはなんだか信じがたいとは思うのですが、
1回騙された、と思って、5〜8コーラスくらいバッキングに合わせて
無理やりフレーズを使い続けてみてください。
苦し紛れになってきたときに、その効果が実感できると思います。
そして5コーラスくらい演奏しても、10分ほどにしかならないので、
そこまで時間をかけずに、
フレーズがサウンドしてくるのを実感できると思います。
譜読みの段階などもあるので、
もう少し実際には時間がかかるかもしれませんが、
とてもオススメな方法です。
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