バラードやミディアムスローの曲でアドリブをとるのは難しいですよね。
ツーファイブのフレーズをバラードのテンポで吹いても、遅すぎてなんだかしっくりこない。
だからといって倍テンで吹くには速すぎるし、そんなにフレーズも沢山持っていないし・・
そんなときは、3拍子でフレーズを吹く練習を始めてみましょう。
どうして3拍子の練習が効果的?
バラードは、
全音符・2分音符・4分音符・8分音符・3連符・16分音符
をうまく組み合わせて吹くことが大切です。
色々なリズムを用い、しかも「しっかりハメる」というのが大切です。
以下のソロでは(コード進行はMy One And Only Loveです)、
4分音符・8分音符・16分音符・3連符・3連符をさらに分割したリズム
でアドリブをとってみました。
4・8・16分音符に関しては、ミディアムテンポのソロがゆっくりになった、
というような感覚でフレーズを吹けると思います。
しかし、3連符のリズムでフレーズが吹くためには、
既に持っているフレーズを「3でわれる音数」に調整しなければなりません。
既に持っているフレーズを「3でわれる音数」に調整しなければなりません。
そこで、元々持っているフレーズを、
まずは「3拍子のリズムで吹けるように」練習しましょう。
既に持っているフレーズを3拍子に変換するコツ
3拍子の1拍を2分割すると、8分音符が6つになりますね。
こんな感じ。
自分の持っているフレーズを、このリズムで吹く練習をしましょう。
もともと4拍子のためのフレーズのため、字余りになると思いますが、
前か後ろを切り落として、
次の小節のコードトーンはしっかり吹くようにしましょう。
省く音・切り捨てる音にはルールがあるわけではありませんので、
吹いてみて、違和感のないように3拍子に変えてみましょう。
次回の記事では「3拍子のリズムをどのようにバラードに活かすか」
について紹介したいと思います。
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