3拍子の曲のアドリブはとても難しいですよね。
今日は3拍子のアドリブをとっつきやすくする方法をご紹介します。
前回のバラードのアドリブをとっつきやすくする方法はこちらです↓
3拍子という拍子自体に慣れることが大切
ワルツでアドリブをとるには、
普通の4拍子のミディアムスウィングとは違うので、
必要があります。
演奏し慣れているフレーズを、
3拍子でも演奏するのが簡単になるよう、
まず体感して色々試してみる必要があります。
まずはコードを気にしすぎず、3拍子を体感してみる
例えば「Someday my prince will come」のコード進行は、
特に転調がある曲ではありませんので、
1曲通してBbメジャーのKey1発でアドリブすることも可能です。
<転調していないかどうかの見分け方は・・>
(セカンダリードミナント)の間は転調していない
(例えばこの曲のDbdimとか)
(例えばこの曲の2〜3小節目とか)
まずはこのように大まかにコード進行をとらえて、
コードを気にしすぎず、「3拍子に慣れる」という練習をしてみましょう。
ペンタトニックのフレーズを使ってみる
以下のフレーズは全て「BbメジャーのKeyの際に演奏できるフレーズ」です。
このフレーズを、あまり考えすぎず、
字余りや字足らずになっても良いので、
Someday my prince will come(3拍子)のバッキングに合わせて
自由な組み合わせで演奏してみましょう。
*すべて2小節でワンフレーズという単位になっています。
4拍子のフレーズを3拍子にするとき
もともと4拍子で使っていたフレーズを、
3拍子のアドリブに用いるわけですから、少し譜割りを変える必要があります。
あまり考えすぎず、我流でやってみるのが手っ取り早いとも思いますが、
例えばこんな風に3拍子に変えると良いと思います。
4拍子のBbメジャーペンタトニックのフレーズを・・・
3拍子に変えると・・・
4拍子のBbマイナーペンタトニックのフレーズを・・・
3拍子に変えると・・・
3拍子に変える際、上記はただの1例であり、
フレーズの譜割を変えたり、音を削ったり伸ばしたりして、
自分の好きなように変えてOKです。
アドリブの度に譜割りが変わるのも大歓迎です。
慣れてきたらツーファイブも加えてみよう
Someday my prince will comeは、
ツーファイブフレーズやドミナントフレーズもたくさん使うことができます。
例えば以下の箇所です↓
3拍子に直してみましょう。
Cm7 F7のツーファイブフレーズ
これを3拍子にすると・・・
G7がCm7に4度進行するフレーズ(ドミナントフレーズ)
これを、3拍子にすると・・・
このような感じで、
■1音けずるor足す
■音を間引く
などして、3拍子にフィットするように工夫します。
ですが、字余り・字足らずを気にしすぎず、
果敢にフレーズを演奏してみると、
自然と慣れてきたり、変えるべき方向性が見えてきたりします♪
3拍子のアドリブコピー譜
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