正しいレッスンの受け方

今回は、レッスンでの精神状態あるある、について書きたいと思います。

「レッスンを受けてきて長年感じていたジレンマ」と、
教えさせていただくようになってから分かった「先生から見たジレンマに対しての気持ち」です。


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私の感じていたジレンマは
・レッスンで出た宿題をやったり、成長する時間がない
・先生の前で吹くのは緊張する
・ちゃんと吹けるようにしてからじゃないと、レッスンの意味がないのでは
というようなものでした。

では、1つずつ見ていきましょう。

レッスンで出た宿題をやったり、成長する時間がない

どの分野から手をつけても、自分がたどり着きたいゴールに到着するまでの時間は同じ、
という記事を以前に書きました。

結局何から手をつければ良いの?
私のブログであったり、色々な教則本であったり、音楽雑誌であっ...

アドリブの勉強には「いらない知識」や「遠回り」というものは無いと考えています。
一時的に「ああこんなことに時間かけちゃったな」と感じたものも、
あとで必ず役に立ちます。(月並みな表現ではありますが、本当にそう思います。)

ただ、各分野ごとに
「こうやって進めば効率が良い」「ここに着目して練習するとうまくいく」
というコツのようなものは存在します。

時間がない方にこそ、
各分野においての効率の良い練習の進め方を示してもらえる
コーチングしてもらうこと
は重要です。

これを知りたいんだ!ということを最優先することが一番の近道となりますので、
課題をすっぽかしてでも、先生には遠慮なく自分の興味について話すのが良いと思います。

先生からしても、課題よりもそちらが最優先です。
それが次の階段にのぼる鍵になることが先生には分かっているからです。

先生の前で吹くのは緊張する

私も以前は、先生の前で吹いて緊張して練習通りうまくできなくて、
というか、家での練習自体もうまくいかなかったのに、
教えてもらった通りできなくて先生に申し訳ないな、と思ったりしていました。

ですが、レッスンを受ける側から、教えさせていただく側になってみて、
先生はこんな風に自分のことをみてたのだろうな、と思うようになりました。

「緊張して普段の練習の4割しか吹けなかった」
みたいな出来事は、全て先生自身が体験してきたことなので、

今どんな精神状態で、今どのあたりの技術レベルにいるのか、
また、上手く吹けないこの状態も、一時的な通過点であることが
先生には分かっています。

緊張する必要はありません、というのは無理な話です。

ですが、先生も始めは初心者でしたし、人間なので、
緊張してうまく吹けなくても、ちゃんと分かっていますよ、ということです。

ちゃんと吹けるようにしてからじゃないと・・

ちゃんと吹けるようにしてからじゃないと、レッスンの意味がないのでは、と
思って足踏みしてしまうこともよくありました。

先生に教えてもらった通り吹けなくて申し訳ないな、
という気持ちになることもよくありましたが、

自分が先生をやるようになってみて思ったのは、

先生は、生徒さんのできるところよりも、何ができないのか、を知りたい。

ということです。

実は、先生から見ると、生徒さんがどこまでなら出来るのか、というのは
一目瞭然で、一瞬でほとんど分かってしまいます

緊張してうまく吹けなかったのを実力の全てだと思われるの?と思うかもしれませんが、
緊張の経験は先生の方が多いので、
緊張して出来なかった分もちゃんと分かっています。

そして、意外とその緊張してできなかった部分は、
先生からすると誤差であることも多いです。

逆にいうと、「あちゃー」と思うような失敗は、人から見ると、
そこまでの失敗でもないので気にすることではないみたいです。

話が逸れてしまいましたが、

「教わった通りにやってもここが出来ません。やり方が一切分かりません。」

というのを打ち明けてもらった方が、

生徒さんの理論的に勘違いしている部分や、
教え方が今一歩足らず、うまく伝わっていなかった部分
「ああ、そこまできたのなら、一踏ん張りすればあと5ミリで到達できるから順調だな」

というようなことが正確に分かり、確実な成長につなげることができます。

「出来なくてダメだなあ」なんて先生は1ミリも思っていなかったのだ
というのを、先生をやるようになって初めて知りました。

できないことを見せにきてほしい、というのがレッスンなのだと思います。

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