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コードトーンアルペジオはジャズのアドリブに効果があるのか?

この記事は約3分で読めます。

「コードトーンアルペジオはジャズのアドリブに効果があるのか?」という問いに対して、
私は「とても効果がある」と思っています。

しかし、コードトーンアルペジオの練習「だけ」をおこなっていても、
「アドリブでフレーズが湧いてくる」というような直接的効果は
期待できないと思います。

フレーズは自分で作るわけではないからです。
↓過去の記事をご参照ください

使えるスケールは分かった、でもそれで??
「アドリブを勉強しよう」という最初の段階で、 スケールの音を並べ替えて自分でフレーズを作ろうとするのは大変危険な行為です。

では、なぜそこまでコードトーンアルペジオの練習が有益なのか、
私なりに書いてみたいと思います。

曲の構成が分かるようになるから

コードトーンアルペジオの練習は、
基本的には譜面を見ないでおこなうと効果的です。

譜面を見ない=曲を覚えていないとできない

曲を覚えようとする=構成を把握しようと努力する

ということに繋がるので、非常に役に立つ練習だと思います。

曲のどこにツーファイブがあるか瞬時に見つけられるようになるから

twofive-one

上記の譜面の1段目をご覧ください。

この譜面のコード進行を見た時に、

「レーファーラード(Dm7) ソーシーレーファ(G7)ドーミーソーシ(C△7)」

というコードトーンと

「レファラドとソシレファってことは、ツーファイブだ!」
「レのペアはソ。(=DのペアはG。)」
「Dm7とG7はツーファイブ!」

ということが瞬時に頭に浮かぶようになるのが理想です。

ジャズスタンダードに「よく出てくる」ツーファイブ進行は
5〜6種類くらいですので、必ず慣れてきます。(最高でも12個です♩)

コードトーンアルペジオを色々な曲で練習することで、だんだんと、
ツーファイブ進行を「パッと見」で発見できるようになります。

慣れてくると、初見の曲であっても、
「あ、ツーファイブのコード進行発見!」と
譜面を見た瞬間に見つけられるようになり、
それに応じたフレーズも同時に思い出し、演奏できるようになります。

コードトーンが分かるとフレーズが覚えやすいから

「コードトーンが分かっているとフレーズを覚えやすい」というメリットもあります。

どのようにフレーズが作られているかを知っている必要はありませんし、
フレーズ自体は意味など考えず、まずは丸暗記してしまった方が効率が良いと思います。

ですが、

多くのフレーズは、主にコードトーンと一致した音で構成されていることが多い

ので、

コードトーンが分かっていることで、
フレーズとコードが頭で結びつきやすくなる

フレーズを覚えやすい

というようになってきます。

コードトーンが分かるとメジャーツーファイブとマイナーツーファイブの違いが分かるから

twofive-one

上記のようにツーファイブにはメジャー系(1段目)とマイナー系(2段目)があり、
その2つはコードトーンが1音違うだけ
かなり違うサウンドをしています。

「4和音」をアルペジオで演奏することで、
単音楽器の方も、メジャーとマイナーの響きの違いに慣れることができます。

ロストしにくくなるから

コードトーンアルペジオの練習をおこなうことで、
この曲は32小節で1コーラス
この曲のサビには2つのツーファイブ進行が出てくる
最初のコードはFメジャーセブン

といったような全体像が俯瞰して見えるようになり、
また、体で覚えられるようになります。

「あれ?いまどこを演奏しているんだろ?」となってしまったときに、
曲のサイズ感やコードのサウンドなどから、
自分の居場所がだんだんと分かるようになってきます。

まずはアドリブとは切り離して考える

スケール練習と同じように、まずはアドリブと切り離して、
コードトーンアルペジオの練習をしておくととても役に立ちます。
必ず役に立ちます!

スケール練習は必要ないのか??
よく勘違いされているのが、教則本に載っている 「使用可能なスケール(アベイラブルスケール)」をアドリブに直接活かそう、 としていることです。 スケール練習はスケール練習、アドリブ練習とは切り離して考えるべきです。

次回は「コードトーンアルペジオの練習の方法」をお伝えします。

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