Speak Lowのアドリブ字幕動画をアップしました。
こちらをクリックすると、新規タブで開きます。
この動画のアドリブコピー譜↓
動画で使用したフレーズは以下の通りです。
毎コーラス違う道順で演奏していくイメージでアドリブしました。
■Lydb7thフレーズ（リディアン♭7thスケールフレーズ）
■メロディックマイナー＆ハーモニックマイナーパターン
■マイナーペンタトニック
■ディミニッシュパターン（コンディミパターン）
■3-6-2-5のフレージング
多種類のフレーズを使いこなすためにも、ストックしたフレーズは、グループ分けしておくことが重要です。→グループ分けの仕方はこちら
コード進行のアナライズの仕方
どこでどんな種類のフレーズが使えるか、どんな音はNGとなるか、を知るためにアナライズをしていきましょう。
■7thコードが4度進行しているところ（解決しているところ）に矢印を書く
というアナライズを行うと、使える音が見えてきます。
次の項に、アナライズ見本を載せています。
アイディア１ ツーファイブフレーズ
■普通のツーファイブフレーズ（ドリアン・ミクソリディアンのツーファイブフレーズ）
■オルタード系ツーファイブフレーズ
どちらも使えます。
■普通のツーファイブフレーズ
を使うことができます。（オルタード系ツーファイブは使用NG）
in C楽器 SPEAK LOW１コーラス
in E♭楽器 SPEAK LOW１コーラス
in B♭楽器 SPEAK LOW１コーラス
ツーファイブフレーズ同士の音の繋げ方って、具体的にはどうすればいいの？
という方には、この記事＆Youtube演奏と併せて、アドリブコピー譜をご覧いただくとコツがつかみやすいと思います。
アイディア2 使えるコンディミスケール
Youtubeの動画では、コンビネーションオブディミニッシュ（※コンディミスケール）を用いてアドリブをしている箇所が多々あります。
コンディミスケールはツーファイブ進行の間中、演奏することができるので便利です。
使えるコンディミスケールはそれぞれ以下のようになります。
A’セクション（ラスト16小節）を例に書いています。
in C楽器 SPEAK LOW A’セクション
in E♭楽器 SPEAK LOW A’セクション
in B♭楽器 SPEAK LOW A’セクション
実際の演奏では、上記のスケールを、3度のパターンなどにして演奏します。
8分音符で演奏しても良いですが、3連符でパターンを演奏すると、ポリリズム感が出て、なお面白いです。
Youtubeの演奏でもコンディミフレーズをたくさん使っています。
フレーズが気になる方は是非、アドリブコピー譜とアドリブ字幕動画をご覧ください。
アイディア3 ペンタトニック1発でも演奏できる
Aセクションは、ペンタトニック1発でも演奏できます。
Bセクション（サビ）では、違うキーに転調するので、あまり有効な手ではありません。
ペンタトニックを使うときに大切な基礎知識
（その曲のキーのメジャーペンタトニックはNG）
■ダイアトニックコードに向かって4度進行する7thコード
→その曲のキーのメジャーペンタトニック・マイナーペンタトニックどちらも使うことができます。
in C楽器 SPEAK LOW Aセクション
in E♭楽器 SPEAK LOW Aセクション
in B♭楽器 SPEAK LOW Aセクション
ペンタトニックが広い範囲で使えますが、スケールの音を適当に羅列してもかっこよくはなりません。
既存のペンタトニックフレーズをストックして演奏することをオススメします。
↓オススメのペンタトニックフレーズ集はこちら
アイディア4 リディアン♭7thスケールを使う
ツーファイブ進行のとき、もう1つ有効なアイディアがあります。
です。
リディアン♭7thスケールフレーズについて、下記の記事でご紹介しています。
Bセクション（サビ）
Bセクション（サビ） 3〜4小節目
#11thのテンションの指定があります。
このような表記があるときは、「リディアン♭7thスケール」のフレーズがぴったりです。
例：C7 Lyd♭7thスケール（C7リディアン♭7thスケール）
ということは・・→マイナートニックのフレーズ
Bセクション（サビ） 7〜8小節目
マイナーツーファイブ進行に置き換えて演奏することができます。
半音で降ってくる7thコードについて、下記の記事で詳しくご紹介しています。
in C楽器 Bセクション（サビ）
in E♭楽器 Bセクション（サビ）
in B♭楽器 Bセクション（サビ）
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