7thコードは、
状況によってさまざまなスケールが使えますので、
アウトしているサウンドや、コードに完全に沿ったサウンド、など
色々表現できます。
テンションもb9th,#9th,b13thなど、状況によって、色々使えます。
ですが実は、どんなときでも絶対に外してはいけないポイント、があるんです。
ブルース「7thコード練習」を映像で見る
ブルースの練習法 動画を公開しています
7thコードで外してはいけないポイント
例えば「Bb7」というコードに対して、
こちらの譜面の上段のように、
メジャー7thの音がくるのは、完全にNGです。
下段のように、7thの音だけは、必ずフラットしていなければいけません。
というご質問もよくいただきますが、
オルタードスケールも、7thの音だけは、メジャー7thにはなっていません。
オルタードスケールを確認してみましょう
です。
「Bb7」に対してメジャーセブンスである「Aナチュラルの音」は入っていません。
アウトするにしても、完全にアウトするのでない限り、
7thコードではメジャーセブンスの音は使わない、と思って良いと思います。
ブルースで、やってしまいがちな「外れた音」
ブルースは「7thコード」で構成されたコード進行ですが、
この「7thコード」に対して、「メジャーセブンス」の音を使ってしまうと、
「あー、音外しちゃったんだ・・・ガーン」ということになってしまいがちです。
前回の記事で、ブルースのコード進行に「ツーファイブフレーズ」を埋め込む、
という方法をご紹介しました。
着地の際に「メジャーセブンスの音」を間違って使ってしまいがちです。
「メジャーセブンスの音」で着地したり、
「メジャーセブンスの音」を強調したりしてしまうと、
7thコードは途端に、「そのコードらしさ」を無くしてしまいます。
7thの感覚を身につける練習法
7thの感覚を身につける練習を、ブルースのコード進行で簡単に行うことができます。
Bbメジャーのブルースです。
7thの音には矢印をつけてみました。
Bb7と、Eb7と、G7と、F7に対して、全て同じフレーズを移調した演奏になっています。
7thの感覚を身につけるのに、おすすめの練習です。
G7のところは、理論的にはCハーモニックマイナースケールを使うべきなのですが、
今回は、他のコードと統一するために、Gミクソリディアンスケールを使用しました。
さらにツーファイブフレーズなども少し足してみると、
これだけでブルースのソロ1コーラスとして成り立ちます。
次回は、7thコードについての少し補足的な記事をアップいたします。
今月ブルースのアドリブセミナーを開催します
今月の4/29(日)13:00〜15:00に、
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