イオニアン・ドリアンを、私はこれに使ってます
教会旋法には、
■イオニアンスケール
■ドリアンスケール
■フリジアンスケール
■リディアンスケール
■ミクソリディアンスケール
■エオリアンスケール
■ロクリアンスケール
の7種類があります。
7種の教会旋法のなかで、私が実際にアドリブに役立てているのは
■ドリアンスケール
■ミクソリディアンスケール
これら2種類だけです。
この2種類を
“どんなコード進行のときに使えるフレーズなのか、仕分ける”
ということに使っています。→詳しくはこちら
多くのアドリブ演奏家が上記の2種類の概念を1番役立てていると思います。
ただし「教会旋法の中では2種類」という意味なので、実際にはフレーズを仕分ける種類はもうすこし多いです。以下の記事で、このことについて詳しく説明しています。
アドリブの作戦を立てるときにも使う
また、フレーズを仕分けるのに使うだけではなく、新しく取り掛かる曲のコード進行を見たときにアドリブの作戦を練るのにも、教会旋法の知識をすこし使います。
ここはドリアンスケール(教会旋法)のフレーズで演奏した方がいいかな。
いや、やっぱりメロディックマイナースケールのフレーズにしよう。
それかマイナーペンタトニックスケールのフレーズでも演奏できるぞ。
というように。
アドリブ演奏中に
よし、ここはやっぱりドリアンのフレーズにしよう!
と決めたら、自分が”ドリアン”として分類しているフレーズを、脳内の引き出しから取り出し、演奏します。
このように、イオニアン・ドリアンなどの概念はフレーズありきで役に立つものなので、ジャズのフレーズを1度もなぞったことがない状態で、これらの概念を理解することは不可能です。
だからこそ、1番最初に勉強すると混乱してしまうトピックなのだと思います。
この記事の内容をさらに詳しく・・
この記事の内容を動画でさらに詳しく解説しています
ドリアン・ミクソリディアンの知識の使い道 A-017
ドリアン・ミクソリディアンの知識の使い道「ドリアンミクソリディアンについて」の動画で教会旋法を勉強してきましたが、わたしが実際によくアドリブで活用している教会旋法は「ドリアンスケール」と「ミクソリディアンスケール」です。今回は「どうしてこの...
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