新年からアドリブやったるぞ!と決意した方へ

みなさん、新年の誓いは立てましたか?

「今年こそ、ダイエットするぞ!」
「今年こそ、二日酔いにならないように飲むぞ!」
「今年こそ、旅行に行くぞ!」

などなど、1月1日って色々誓いを立てたくなりますよね。

「今年こそは、アドリブうまくなるぞ!」

という誓いを立てた方もいらっしゃるのではないでしょうか??

去年も一昨年も同じ誓いを立てたな・・なんて方もいらっしゃるかもしれません。

誓いを立てたものの、お仕事や家事がいそがしく、
練習がうまく進められない、ということもありますよね。

そこで、

新年に新たな気持ちでスイスイとアドリブへ取り組むための、

私流のコツをお伝えしたいと思います。

フレーズの断捨離

フレーズ集を持っていたり、
教則本を持っていたり、
自分で耳コピしたソロがあったり、

手元にフレーズはたくさん持っているはずだけど、

「何を使えば良いか」
「どこから手をつけて良いか分からない・・」

と混乱してしまい、うまくアドリブ練習が進まない、なんてこと、
よくありますよね。

真面目な方ほど、持っているフレーズ全ての端から端までアドリブに活かさないと!!
と、力んでしまいがちです。

なのですが・・・

まずは

「必要なフレーズのみ」
「最低限使うフレーズのみ」

をマスターするようにしてみてください。

他のフレーズ、仕入れたフレーズを、
全て自分のアドリブに活かそうとトライする必要はありません。

それって不可能だからです。

「必要なフレーズ」とはどんなものか

では、アドリブする際に、

最低限持っておいた方が良いフレーズ

とはどんなものでしょうか。

私が考えるのはこのような感じです。

ツーファイブフレーズ 各key1つずつ・よく出るKeyのみ
ペンタトニックフレーズ 3つほど、よく出るkeyに移調して使う
(トニックや、ほか色々なところで使えます)
メロディックマイナーフレーズ 2つほど、よく出るkeyに移調して使う
(マイナートニックに最適)
ディミニッシュフレーズ 1つのディミニッシュスケールに対して1フレーズのみ
(12keyに対し、3つしか種類がないので、1つ覚えておくと便利)

これって、実は数にしてみると少ないのですが、これだけ持ってさえいれば、
どんなスタンダードでも、何コーラスでも、アドリブすることができます。

フレーズ断捨離の具体例

もし皆さんが
「Cm7 F7のツーファイブ」のフレーズ譜例を3つか4つ持っていたとしたら
「1つだけ」に絞りましょう。

他のフレーズは捨ててください。
譜面の紙自体を捨てる必要はありません、気持ちだけです。)

Cm7 F7というコードが出てきたら、
欲張らず、まずはその、1つに絞っておいたツーファイブフレーズを使う

というルールで、練習を進めましょう。

無理やり毎コーラス違うことを演奏しよう、と思うことはありません。

もちろん、そのフレーズがすでに身についている場合は、
さらに1〜2個、数を増やしてもOKです。

ですが、増やすときは必ず、

「そのフレーズが自分は好きかどうか」

という気持ちを大切にしてください。

どうでもいいフレーズは、アドリブで演奏するときに、
自信を持って演奏することができません。

選ぶほどフレーズの譜例を持っていない、という方は

選ぶほどフレーズを持っていない方は、

先に、演奏できるようになりたいジャズスタンダード曲を1曲決めましょう

曲を決めましたら、
すぐに楽器で音を出し始めるのは、あまりおすすめしません。

計画してから、行動した方が、目的地に着くのが確実に早くなるからです。

曲を決めてからまず最初にすることは、

この曲にはどんなフレーズが必要なのか、をコード進行を見ながら考えること

です。

・ツーファイブはあるかどうか
・この曲のKeyは何なのか
・途中で転調はしているか
・7thが4度進行して解決しているところはあるか

などなど、を基準に考えていきますと、フレーズを集めやすいです。

かなり難しいとは思いますが、
間違っていても全く問題ないので、

コード進行の分析を、曲の練習の前に必ずする

ということを、新年からの練習方法に取り入れてみてください。

確実に成果が出ます。
誓います。

コード進行を分析するには、
少し理論の知識も必要になってきますが、

どこが分からないか、何が知りたいか、が先に分かることで、
教則本のどのページを見ればよいか、が分かる

ので、非常に勉強がスムーズになります。

最後にひとつ・・本当にちょっとしたコツ

本当にちょっとしたコツなのですが、
新年の誓い、とはいえ、1月1日に誓わない方が良いかもしれません。

確かに、区切りの良い日にちから、
練習を始めたり、新しいトライを始めたい、と思うのが人間の性分だと思います。

ですが、「キリの良い日にちだから」という理由だけで
立てた誓いはもろく、簡単に崩れます。

私は「絶対に達成したい・守りたい誓い」があるとき、
「微妙な日にち・微妙な曜日・なんでもない日」から始めるようにしています。

そうすると、特別なことはなかったのに始めることができた習慣なので、
少し面倒でも継続しやすい、ということが最近分かってきました。

よく自己啓発本にも、動機付けが大切、というような言葉はのっていますが、

「うまく演奏できなくて悔しい!」「あんな風になりたい!」という
動機が大切なのはもちろんのこと、

特別じゃない日に、
スタートできた自信が継続につながる

のではないかなあ、なんて、若造の分際で思っています。

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