ジャズのアドリブをとるときに、ツーファイブの二つのペアが瞬時に頭に浮かぶか?
が鍵となります。
◯m7を見たら◯7が浮かぶようにしましょう
例えば「Fm7」というコードを見たら、「Bb7」とすぐ出てくるようにすることが大事です。
これができるようになると、
Fm7というコードだけが曲に単体で出て来たときに、
Fm7-Bb7のツーファイブとしてストックしたフレーズを
迷いなく思い出すことができます。
Fm7-Bb7のツーファイブとしてストックしたフレーズを
迷いなく思い出すことができます。
また、(同じことの言い換えになりますが)
コード進行にツーファイブが入っておらず、
7thコードが唐突に出てくるようなスタンダードの曲でも、
恐ることなくツーファイブを導き出すことができます。
7thコードが唐突に出てくるようなスタンダードの曲でも、
恐ることなくツーファイブを導き出すことができます。
このことについては、こちらの記事に詳しく書いています。
ツーファイブと勘違いしているかも・・なコード進行
本日は以前に書いた「ツーファイブとはなんぞや」の補足記事です。 「ツーファイブとはなんぞや」も書き直しています。 併せてご覧ください。 もう1度・・ツーファイブを考えるときの注意点 メジャーkeyのツーファイブのコード進行について 確かな知
ツーファイブのペアの思い出し方
ツーファイブのペアを導く方法は、単純に「完全4度離れた音程」を考えることです。
例えばBm7から◯7を導いてみましょう。
Bから完全4度離れている音程は、Eです。
どうやって完全4度って数えれば良いんだ?と思いますよね。
これには方法がいくつかありますが、私のおすすめの方法はこれです。
完全4度の数え方
ツーであるBm7の、Bを基準に考えます。
まずBメジャースケールを思い浮かべましょう。
「B,C#,D#,E,F#,G#,A#」ですよね。
Bが1だとしたら、番号を順番に振っていくとこのようになります。
4番目はEですね。
ツーファイブをパッと思い浮かべる練習方法
こんな風な穴埋め問題を自分で用意して、口で言ってみたり、
アルペジオを楽器で吹いてみる、などしてみると、
あっと言う間にツーファイブがパッと浮かぶようになります!
ちなみに答えは、上から順に
F#7, Dm7, G△7, Ab7
です。
しかしこの練習に入る前にやるべきことがあります。
まず12種類のメジャースケールがパッと浮かぶようにすることです。
こんなときのためにスケール練習はあるのです。
スケール練習、というのはフレーズを作るための練習、ではなく、コード譜を見たときに、
正しいフレーズを自分の頭の引き出しから出すための「引き出しの鍵」なのですね。
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