よく一流のサッカー選手や野球選手が、
小学生の頃から毎日欠かさず練習日記を付けていた、という話を聞きますよね。
アドリブを練習するときも、練習ノートを付けることでかなり効率がアップします。
「今日は何を練習した」
「Abm7Db7のツーファイブが非常に苦手なので、要練習。」
「この曲では、Bbのペンタトニックフレーズ以外にGのマイナーペンタトニックのフレーズが非常に合う。」
など気付いたことで重要だと思うことはなんでも書きます。
私の練習ノートはこんな感じ
レコーディングダイエットという、食べたものを記録していくダイエットは非常に効果があると聞きます。
パソコンなどではなく、鉛筆とノートで自ら手を使って書いて、
それを目で見て確認する、ということで脳にしっかりと認識させることができるこの方法は、楽器の習得にも非常に効果があります。
前の日に書いたノートを見てから練習を始めることで、
「今日は何を練習しようかなー。とりあえず吹こう。でも何を練習していいのか分からない。時間ばかりたってテンションが下がるから今日はもうやめよう。今日も何も上達しなかったな。」
という状態を避けることが出来ます。
前回までの演奏レベルをセーブできる
また、ジャズは同じコード進行から、様々なコード進行や使えるスケールを想定して、
同じ箇所を色々なアプローチでアドリブすることができるので、
どんなアプローチ、どんなフレーズがハマるのか、など
自分で分析したことを記録しておくことで頭が整理されて、
他の曲で同じようなコード進行が出てきたときに活かすことができます。
次の日に、昨日の最後の演奏レベルから、
練習を始めることができるのも練習ノートの利点です。
ロールプレイングゲームのセーブ機能、みたいなものですね。
また、ダイエットや筋トレと同様に、ノートに記録することで、
「昨日はこれだけ進めることができたのだから、今日も引き続きやらないともったいない!」とモチベーションを保つことができ、楽しく練習を続けることができるかと思います。
コメント