バラードのアドリブは敷居が高い・・と思われがちですが、ペンタトニックでのアプローチを勉強すると、すんなりとフレージングのコツがつかめちゃいます。
今回のアイディアを実践してみると「バラードのアドリブ、意外とできそうかも・・」と思えてくるはずです!
バラード演奏してみました↓
今回は、上記の動画の演奏音源を使ってご紹介していきたいと思います!
ペンタトニックを、話し始めのキッカケにする
フレージングの始まり(キッカケ)をペンタトニックフレーズにすると、その後の展開をさせやすくなります。
「あ、そういえばさ!」みたいな感じでアドリブの始めにペンタトニックフレーズを演奏し、その後は違うフレーズに。始まりよければ、うまく物事が進むものです!
例えば
ペンタトニックフレーズ → ディミニッシュフレーズ
ペンタトニックフレーズ → マイナートニックフレーズ
ペンタトニックフレーズ → ツーファイブフレーズ
というように、別の種類のフレーズに繋ぐと、アドリブを続けやすいです。
メジャーセブンスではメジャーペンタトニックフレーズで陽気に
メジャーセブンスコードが出てきたら、すかさずメジャーペンタトニックフレーズを使ってみましょう。バラードのタイム感にもぴったりで、やみつきになります。
ダイアトニックコード上では、ペンタトニックのスケールパターンも面白い
バラードのコード進行はダイアトニックコード(そのKeyの中のコード)で構成されていることが多いですが、ずっとインサイドだとネタ切れを起こしてきますよね。
そんなとき、ペンタトニックの5音をこんなふうに階段上に下がってくるだけでも面白いです。フレーズを覚えなくても実践できてしまうので便利です。
ペンタトニックフレーズは「一瞬だけ使う」という選択肢もあり
ペンタトニックフレーズは8小節や12小節など持続させて使うのも効果的ですが、1小節だけペンタで演奏してから違うフレーズに繋ぐという方法も、もちろんサウンドします。
ペンタトニックの美味しいフレーズ、集合させました
以上、ペンタトニックフレーズでバラードを演奏してみたら・・でした!
私が制作したペンタトニックのフレーズ集には、ジャズレジェンドのエッセンスが詰まった248個のフレーズが掲載されています。ご活用いただけましたら嬉しいです!
「ペンタトニック」の「ジャズアドリブフレーズ集」販売開始しました
本日より、私が制作した ジャズアドリブフレーズ集Vol.2 よく出るキー順 ペンタトニックと3-6-2-5-1進行のフレージング の販売を開始しました。 C楽器用・Eb楽器用・Bb楽器用・低音楽器用の4種類をご用意しています。 ジャズアドリ...
バラード、ほかにも演奏しています
Youtubeの私のチャンネルでは、ほかにもいくつかバラードを演奏しています。
こちらをクリックすると「Moonlight in Vermont」の演奏が別タブで開きます。
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