最近よくお勧めの教則本はありますか?という質問をいただくので、
今回は私がずっと使っていたジャズの教則本をご紹介したいと思います。
フレーズはグループ分けして集めると効率が良い
私のお勧めしているアドリブ練習法では、
◯m7 ◯7 メジャーに向かうツーファイブ
◯m7b5 ◯7b9 マイナーに向かうツーファイブ
◯m マイナートニック
の4パターンに分けてフレーズを集めて、
コード進行に当てはめていきましょう、
という方法をご紹介しています。
詳しくはこちらです

フレーズは耳コピをしても良いのですが、
あまり時間がない
耳コピは難しすぎる
どこからどこまでがフレーズか分からない
もっと簡単にかっこいいフレーズを見つけたい
というときに、フレーズ集を使う方が効率がいい場合があります。
ツーファイブフレーズ集めに最適な本
私は高校生だった頃から大学の2年目くらいまで、
こちらのフレーズ集を使っていました。
(なんだか青汁のCMみたいですね)
Bb管用・Eb管用・C管用と出版されているのですが、
上記リンクは全てC管用です。
C管用・Eb管用・Bb管用・ギター用は、以下のリンクからご購入できます。
チャーリーパーカースタイルの研究/
Cインストゥルメンツ(CD付) エッセンシャルジャズライン
チャーリーパーカースタイルの研究/
E♭インストゥルメンツ(CD付) エッセンシャルジャズライン
チャーリーパーカースタイルの研究/
B♭インストゥルメンツ(CD付) エッセンシャルジャズライン
チャーリーパーカースタイルの研究/
ギター(CD付) エッセンシャルジャズライン
ジョー・パス・スタイルの探究
ギター 【タブ譜・CD付】 (エッセンシャル・ジャズ・ライン)
キャノンボールアダレイスタイルの探究
E♭インストゥルメンツ (エッセンシャル・ジャズ・ライン)
キャノンボール・アダレイ・スタイルの探究
Bbインストゥルメンツ CD付
ウエスモンゴメリースタイルの探究
ギター (エッセンシャル・ジャズ・ライン)
私はジャズを始めた頃からこちらのフレーズ集からフレーズを拝借していて、
いまだにそのフレーズを好きで使っています。
(キャノンボールとパーカーが最初は好きだったので、
キャノンボール版とチャーリーパーカーEb版を使っていました)
このフレーズ集の他とは違う良いところは、
◯△7 トニック
◯m7 ◯7 メジャーに向かうツーファイブ
◯m7b5 ◯7b9 マイナーに向かうツーファイブ
◯m マイナートニック
もしキャノンボールが好きならキャノンボール版を、
ウェスモンゴメリーが好きならウェス版を使うことで、
「自分でキャノンボールを耳コピした上で
さらに好きなフレーズをコードパターンに沿って見つける」
という手間を省くことができる
Eb管やBb管用も、用意されている
ジャズ理論書はこちらがお勧め
また、理論書はこの本がお勧めです。
こちらも高校生のときに音大受験でポピュラー音楽理論の試験を受ける前に読んでいて、
(初級な内容から、かなり深い内容まで書かれており、いまだにわりと毎日読むのですが)
読みやすく、とても分かりやすいです。
また、文庫本より一回り大きく一回り厚い感じが、
「わたし音楽勉強してるやないか」という生意気な気分を演出してくれます。
冗談はさておき、
「あれ、Lydb7thスケールってなんだっけ?」
「あれ、このコードのときってどれがアベイラブルスケールなんだっけ?」
「ブルースのコード進行の解釈ってどんなものがあったけ?」
など、気になったときや頭がこんがらがったときに、
索引ですぐに引いて、使っています。
参考にしていただけましたら嬉しいです。

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