裏コードを使うタイミング

アドリブでコード進行に沿ったフレーズを選ぶ際、
かなり大切な、でもシンプルな基準があります。

ツーファイブフレーズには2種類ある

ツーファイブフレーズは、
アーティストの数だけ種類があると思いますが、

大きく2種類に分けられます。

優等生フレーズ

下の譜面をご覧ください。
ordinary-25

上のツーファイブフレーズは、
Gメジャースケールから作られたツーファイブフレーズです。

「Am7-D7の解決先」であるGメジャーセブンスにフィットする音階のみ
(アプローチノートなどは抜きにして考えています)

で、できています。

外れていない、コードに沿った、インサイドなフレーズであり、
優等生、という感じです。

不良(でもないけど不良)フレーズ

下の譜面をご覧ください。
b9th-25

上のツーファイブフレーズは、

5度セブンスコードのところで、
テンションの音(音階からは外れている感じの音)が使われています。

先ほどとコード進行は同じ(GメジャーのKeyのツーファイブワン)ですが、
Gメジャースケールではない音が含まれています。

Gメジャースケール以外の音(この場合だとEbの音)は
テンションノートと呼ばれ、

このフレーズは
完全にインサイドな優等生フレーズ、ではありません。
ちょっと不良フレーズです。髪の毛を金髪にしています。

矢印のついたアプローチノートは、
しゃくりの音であったり、Bebop Scaleに含まれる音であったり・・なので、
テンションという解釈ではありません。

結構不良フレーズ

また、このように、
5度セブンスのところで完全に裏コードを使用しているフレーズも、
不良フレーズです。こちらは暴走族くらいです。
alterd-25

優等生と不良の使い分け

ツーファイブフレーズは、

優等生と不良(またはちょい不良)の2種類

に分類できることは分かりました。

では、実際のコード進行ではどのように使い分ければ良いのでしょうか?

解決しているときは・・

下のコード進行のように、
綺麗に「ツー・ファイブ・ワン」となっているとき(=解決しているとき)
優等生フレーズ、不良フレーズ、どんなツーファイブフレーズでも使えます。
two-five-one

つまり、ツーファイブが解決していれば、5度セブンスのところで、
ミクソリディアンもオルタードもb9thも、どれでも使える、ということです。

解決先がG7, Gmの場合も、どれでも使えます。
ツーファイブが、4度進行さえしていれば、OKです。

解決していないときは・・

しかし、下のコード進行のように、
ツーファイブが「ワンに解決していないとき、4度進行していないとき」は
優等生フレーズしか、使うことができません。

b9thや13thなどのテンションを使うことができないので、
不良フレーズは、使うことができません。

これはどんな曲のコード進行でも共通して使える
普遍のルールです。

例外もあるの?

例外は、あると思います。

例えば、このようなコード進行のときは、
例外的に不良フレーズを使えます。

Speak Lowのコード進行より
key-of-f

Gm7 | C7はF△7に解決していませんが、
「Gm7 | C7のツーファイブ」は、
FメジャーのKeyに元々含まれるコードなので、解決している扱いをすることができます。

したがって、不良フレーズも優等生フレーズもどちらも使うことができます。

f-diatonic

このような場合必ずしも、というわけではありませんが、
サウンドする場合が多いように感じます。

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