今回は、今わたしがリアルに取り組んでいる練習の内容を
書いていきたいと思います。
具体的にどんな風に練習しているのか、というのが
少しでも参考になりましたら、嬉しいです。
いつもの週ごとの練習ルーティン
まず、ここ1年くらい私は、
曲を聴く
↓
すごく心の惹かれる演奏があったら、
そのアーティストからどんなことを学べそうか考える
例えば
「マイナーキーのアプローチの仕方が学べそうだな」
「アーティキュレーションの綺麗さを学びたい」
「この人のテーマの歌い方を身につけてみたい」
というようなこと。
↓
学ぶことが明確になり、自分がそれを身につけられると確信した場合のみ
その曲を練習課題曲の1つに決める(絶対できなさそうなことは練習しない←これ大事です)
↓
その曲を課題曲に決めたら、他の曲にも活かすことはできないだろうか、と考える
↓
似ているコード進行があったり、
同じキーの曲であったり、
テーマの雰囲気が似ていたり
するものがあったら、その曲を2曲ほど課題曲に追加する
↓
3曲同時に練習していく
↓
Youtubeにアップする
その曲は自分の中でクリアということにする。練習終了。
↓
次の3曲を決めていく
という感じで練習しています。
一気に3曲練習することのメリットは、
・1曲飽きても他の2曲があるので、練習に飽きないこと
(飽きるときは飽きます)
・3曲も課題曲があると、
夏休み最後の日に宿題を一気にやる感覚で、馬鹿力が出る
リアルな練習風景
ちょうど今週はこんな風に、3曲練習・研究を始めたところです。
研究曲たち
・Milt Jackson The Man I Love Milt Jacksonのソロ
・ルータバキン Speak Low ルーさんのソロ
・ジェイミーカラム Well You Needn’t T.Sxソロ
・チャーリーパーカー 2度セブンスのフレーズ集め
なぜこの4つなのかというと、
それが多く含まれているであろうSpeak Lowやチャーリーパーカー2度セブンスフレーズ、
Milt Jacksonのソロ、
ということでチョイスしました。
この譜面たちはコピーをし終えたばかりで、
まだフレーズの分析には至っていないのですが、
いつもこのような感じで、赤ペンで「フレーズ分析」を行なっています。
このような感じでフレーズ分析しています
・ハーモニックマイナースケールのフレーズとしてストックできそう
・これはディミニッシュスケールからできてるフレーズかな?
とかそういうことを書き込んで分析していきます。
これをすることで、
・どこで使えるフレーズなのかが明確になり、他の曲に応用できる
という効果を得られます。
いつも曲を探すときは、Amazon Prime Music(Amazonプライム)を利用しています。(これは本当に便利です)
そこから検索して沢山聴くようにしています。(1年間3,900円で聴き放題です)
今回のように「#11thを研究したい」というテーマが事前に決まっていたら、
その課題にぴったりそうな曲を考え、Amazon Prime Music アプリで検索します。
5パターンくらい聴き比べて、
「あ、この人コピーしたら、学びが多そう」と思ったら、コピーしたりしています。
そしていつも(ここ1年くらい)このフリクションペンを愛用しています。
私はコピーをするときは自分の楽器は使わず、
ピアノでコピーしています。
ピアノの譜面台に消しカスが落ちるのを防ぐために、
「こすって消える魔法のフリクションペン」を使っています。
消しかすも出ないし、書き味も良いし、とってもお気に入りです。
このペン天才なんです。大好きなんです。色もかわいい。
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