フレーズをそらで吹けるように練習して、
いざバッキングと合わせてみると、全くフレーズが出てこない・・
なんて落ち込むことありますよね。
私も新しいフレーズ、新しいコード進行を覚えるとき、
練習した当日は何の進歩も得られない日がほとんどです。
ですが、ここで焦ったり落ち込んだりしなくて大丈夫なんです。
次の日、なぜか出来るようになっている
その日にうまくいかなくても、
落ち込むくらい覚えられなかったフレーズは、
次の日あっさりアドリブに使えるようになっているものだからです。
うまく吹けなくても、使うと決めたそのワンフレーズをなんとか習得するんだ!と決めて、
自分にストイックに練習すれば、次の日には必ずできるようになっています。
(ただし、覚えるときには欲張らずに、ひとつずつ、丁寧に覚えた方が効果が出ます。)
なぜか、次の日なんです。不思議ですね。
練習は一晩寝かせると、次の日に音楽になっている
果たしてそんな簡単だろうか?と思うかもしれませんが、
ではこんなことを思い出してみてください。
皆さんがテレビを観ていると、コマーシャルが流れてきます。
CMでかかっている「商品名が歌詞になっている曲」って、
初めて聴くときは、「なんじゃそりゃ」というフレーズのものが多いですよね。
耳馴染みもしないし、キャッチーというよりは「変な曲」って感じですよね。
でもそのCMが何度も流れるうちに、
そのメロディは何の抵抗もなく聴けるものになっていませんか?
それと同じで、覚えようとしているビバップの新しいフレーズも、
最初は全く耳馴染みがしないと思いますが、
何度も繰り返し吹いて、使ってみて、失敗して、また譜面を見て覚え直して・・
というのを繰り返すうちに、すっかり聞き覚えのあるお馴染みのものになってきます。
というのを繰り返すうちに、すっかり聞き覚えのあるお馴染みのものになってきます。
お馴染みになれば、アドリブで使える日ももうすぐです。
最初の音の度数を意識する
ここまで気休めのようなことを書いてしまいましたが、実際練習中にどうしてもフレーズをものにしたい場合は、
■アドリブに使う(とにかく使ってみる)
■そのとき、フレーズの最初の音の度数を意識すると記憶に定着しやすい
です。下記の記事で詳しく解説しています。
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