メジャーセブンスが4小節続いたときの対処法

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メジャーセブンスが4小節続くようなコード進行って、
かなり困りますよね?

例えば I’ll Remember Aprilの最初の4小節。
gmajor-bai4
いくらメジャースケールからできたフレーズや
ペンタトニックからできたフレーズを仕込んでおいても、
4小節も続くとすぐにネタ切れになってきます。

ペンタトニックで演奏してみる方法は以前の記事で紹介しています。

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メジャーセブンスが4小節続いたときに役に立つ、とっても簡単な対処法があります。

メジャーセブンスが続いたときの簡単対処法

その対処法とは「ツーファイブを想定する」方法です。

どういうことかというと、下の画像のように、
そのメジャーセブンスに本来解決するツーファイブを想定するんです。
gmajor-manyway

元のコード進行の上で(G△7が4小節)、
想定した通りにツーファイブフレーズを演奏するだけです。

こうするだけで、一気に色々な可能性が広がりますね。

必ずワンまで演奏しよう

大切なことは、

ツーファイブフレーズを演奏したら、必ず元のコードにふさわしい音まで演奏すること、
(この例の場合、Am7D7のツーファイブフレーズを演奏したら、
 G△7にふさわしい音までちゃんと解決させること)
→つまり、ツーファイブ「ワン」まで想定して演奏すること

です。
gmajor-example

ツーファイブだけ演奏して終わってしまうと、
メジャーセブンスのコードに対してふさわしくない音で終わってしまったり、
なんとなく尻切れトンボの印象になってしまったりします。

画像の2段目がそうですね。G△7に対してアボイドノートの、Cの音で終わっていてBadです。

色々な曲で、この「想定」はかなり役に立つので、トライしてみてください。

次回は、「マイナーセブンスが4小節続いたときの対処法」です。
I’ll Remember Aprilの5〜8小節目がそれにあたりますね。

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